やったっていいけど、公開までに何とかしてよ。１５章めなら、まだ少しは時間があるだろうから。

……と、いうわけで、読者の皆様！

本日も、引き続き、章の公開は続けますが、淳虎さんの戦いは続くようです。申し訳ないとは思いますが、どうか、温かい目で見守ってやってください。

それでは、物語の中と、またこの『小部屋』でお会いしましょう！

はああ……。

わかりましたよ。

では、推敲は続けてもいいんですね？

わー！

……まったくあんた、放っておくとなにを言いだすかわからないね！

余計なこと言ってないで、推敲するんだったら、さっさとしてきなさいよ。時間がないんだから。

それはないでしょう、暎蓮様！

ちゃんと、彪君には、『見せ場』とか、『決め台詞』とか、いろいろ主役級の余禄を作ってあげているじゃないですか。

おや。

暎蓮様もそうお思いですか？

なんかさあ、こう言うとあれだけど。

俺、扇様のシリーズに脇役で出ていた時と、ずいぶんキャラクターが変わってきてない？

俺ってもっと、温和じゃなかったっけ？

そうですそうです、さすが暎蓮様は、話が早い。

そういうことなんですよ、彪君。

待った！

……ネタバレになるよ。もしそこをどうしても入れるっていうのなら。

だからね。

……敵に感情移入している彪君は、言うわけですよ、泣きなが……

だって、やりたくなっちゃんですよ。

それに、あの１５章、いまいちしまりがないなあ、と、納得できていなかったもので。

今更！？

もう、公開が始まってるのに！？

いえね。

昨日、推敲していたら、第１５章に、もうちょっと彪君の台詞をつけ足したくなっちゃいましてね……。

な、なに！？

今、なんて言った、淳虎さん！？