そう。綺麗なんですよ、パトリックの手は（笑）。エイトの言うように、相手の過去、生きてきた時間、言うなれば人生は今見えているその姿に集約されている気がするんです。相手を見て、育った環境や普段の生活が透けて見えることないですか？

別にそれを見ろと言うわけでも、見えたからどうと言うわけでもないのですが、無駄に過去を詮索しなくても、今のあなたが綺麗なら、結果全てが綺麗。過去も、現在も、未来も、綺麗。きっとあなたも綺麗。

そうそう、今回初めてパトリックが「否定」をするんです。「言い訳はいりません」の部分ですね。これまではずっと、エイトが間違えても、何か面白くないことがあっても、「だめ、違う、そうじゃない」と否定する言葉は使っていないんですよ。けれど今回初めて使った。ここに含まれる雰囲気、感じ取っていただけていたら嬉しいです。

それにしても、エイトが可愛い（笑）（当社比！）。

そして、今後の更新は1日おきとなります。どうぞご容赦ください！明日以降は１５日（月）、17日（水）、19日（金）更新ですのでよろしくお願いいたします。

お読みくださりありがとうございました！明日は暑くなるそうですよ・・・寒暖差で体調崩されないようご自愛くださいね。ご無理のないように！！

７話　「探索」

６話イメージイラスト「エイトの日記　〜誕生日〜」

＜７話について＞

お互い、何か探してますね。エイトは自身の意思に素直に行動できるタイプなので、今回もわかりやすく動いてくれたかなと思います。寝室に入ったときの「やっと〜」の一言が可愛くて、自分で書いておきながら読むたびエイトが愛しくなります。（変な作者笑）

そしてパトリックの方はヴァンパイアとしての一面が濃いめに出てきました。ヴァンパイア界にも様々な事情があるのです。それゆえに、です。群れない種族、ヴァンパイア。

＜イラストについて＞

エイトです！６話のお誕生日のシーンを切り取ってイラストにしました。ほわほわ、にこにこの雰囲気〜。初めてのひとりじゃないお誕生日を忘れないように、そしてその日に感じた感情を記憶しておくために日記に残してます。この嬉しいの感情は、明日もいっっしょにいてくれるのかな？

そうそう、小物には共通点があります。（花、日記帳、クッション）　　なーんだっ？？( ´ ▽ ` )ノ

ちなみに「ひとり」を「1人」と書かないのには意味があるのです。なんとなく感じ取っていただけてますでしょうか？お話が進んだらまた触れたいと思いますっ。

はい、ではこんな感じで更新情報でした！お読みくださりありがとうございます！！

＜６話について＞

今回は結構大きな動きがある回かと思います。エイトは「家族」らしくフランクな話し方に切り替えたし、そんな無邪気なエイトのおかげでパトリックは反強制的に内省させられるし。

５話までのパトリックは「孤高で気高く揺るぎない」を自負するような男性でした（作者的にはそれを意識している、という意味で）。けれど、ココロのどこかでずっと、彼の言う「個人の生は・・・」が、トゲのように刺さって抜けないんですよね。それが見えないように自信で塗りたくって「パトリック・シュロムクルツ」を作っている、そんな感覚。

個人的にはわからなくない心情です（作者だからね笑）。ヒト（相手）をよく見ている人ほど自分が見えない、自分（の意志）を見ることを後回しにしちゃう傾向が強い気がするので。けれどそう言う人ほど・・・ってあまり深く書くと次回以降のネタバレになっちゃうのでまた触れたいと思います。すみません！！

↑こんな感じで「愛情の記憶」にはいろんなメッセージを込めておりますよ〜。それも全て、最終話への軌跡。

では、今回の更新情報はこんな感じで！活動報告に載せた「５話のイメージイラスト線画」はこの後に〜。「勝手にイメージソング」も追加しようかな。

お読みくださりありがとうございます！！

愛情の記憶、更新しました！各種リンクはこちらです！

サブストーリー　「エイト体感中　〜触感」

５話イメージイラスト　「違うものにしましょうね」

＜５話について＞

正しい言葉や感情表現を学び、どう表現すれば伝わりやすいかがわかってきたエイト。当然のごとく、パトリックへの感謝の気持ちが降り積もっているので、エイト自身の意志に従って素直に感謝を届ける。そんな５話です。ガーベラのシーンのあたりが割とお気に入り。

「生ハムfeat.コーヒー」事件もなかなかですが、「伝えられる喜び」とともに日々を過ごす彼の姿が想像できるかな、という感じです。

そしてパトリックの言う「個人の生は〜」は突き放すようですが真実のようでもあり・・・フフフ（超絶個人的意見！）　

＜イラストについて＞

やっと笑ったパトリックーーー！！！今後のお話で語られる彼の特徴がゆえに、淡い色味ばかり使うのですが、この雰囲気けっこう、いやだいぶ好きです（何の宣言？w）　あえて輪郭の薄い感じにするために工夫しているのですが、おかげで創作に時間がかかるパトリック氏〜。

小説内では、「ははは」でもなく「えへへ」でもなく「フフフ」って笑うあたりがパトリックらしいと言うか上品（に聞こえる）かな、という感じですね。

はい、今回はこんなかんじです！！お読みくださりありがとうございました！！！

４話「エイトフェザーハント」

サブストーリー「エイト学習中」

＜４話について＞

４話はこれまでと違い、エイト目線となります。出会いの日に感じたたくさんの感情をまっすぐな言葉で語ってくれてますね。パトリックは食事するためにエイトに傘を差し出したわけですが、エイトにとっては全く別の意味で伝わったわけで。

自分の行動＆言葉って、意図した通りに相手に伝わるとも限らないし、自分にとっては何でもない一言や行動が、相手にすごく響くことってあると思うんですよね。

そして何より、「受け入れられる」感覚ってとても大事ではないかと。自分自身に対する価値観って、頑張って最大値まで上げようとしてもなかなか自分ひとりでは難しいから、できることなら誰かに支えてもらえるとかなりプラスに動く気がします。

「あなたのことが好き好き大好き愛してる！！！」みたいな受け入れられかたじゃなくても全然よくて、「頑張ってるね、お疲れさま」とか「調子いいね、いいことあった？」みたいなたわいないけど「あなたのこと、ちゃんと見てるよ」っていう言葉＆態度が効果抜群だったりするんじゃないかな。そんな優しい言葉が世界中で飛び交いますようにっ！！

あ、これはあれです。パトリックがエイトを全面的に全力で受け入れている、という意味で書いてはいません。あくまで「受け入れられる感覚の個人的意見」ですのであしからず！！

＜サブストーリーについて＞

本編と異なり、ゆる〜いテンションでお届けしておりまーすっ。本作も「ディストーション」同様に軽くはない雰囲気で進行しているので、息抜きとしてお楽しみいただければ幸いです。エイトが可愛い（笑）

こんな感じでしょうか〜。また長々と・・・（笑）長さは込めた想いに比例するってことで！

それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました！

愛情の記憶　３話「庭の薔薇」

３話のイメージイラスト「星に願いを託すとしたら」

＜３話について＞

いかがでしたでしょうか。パトリックはエイトのことを「非常食」やら「庭の薔薇」とか言っておりますが、やはり共同生活をする以上は「相手の影響を全く受けない」という状態を維持するのも難しいですよね、たぶん。

そしてラストのシーン。このパート個人的にお気に入りなのです。エイトの純粋さが星の輝きよりも眩しいっ。・・・っという個人的感想は置いておいて、ここでは2人が今感じている感覚の違いが出せたかな、と思います。一方は「非常食」だし、もう一方は「命の恩人」。絶対的な軸がどこにあるのか、って感じですね。

次回４話はエイトがもっと出てきます〜どうぞお楽しみに！そして活動報告でも書きましたが、更新のタイミングがわかりやすいよう、今後は毎話「２２：２２」を目安に投稿予定です。土日は「午後２：２２」かな（予定）。

＜イラストについて＞

３話のラストシーンを切り取ったイラストです。エイトが願い事をするそばで、パトリック俯いちゃってる・・・小さい星も大きな星もそこにあって輝いているのに。などなど意味を込めて描いております。

にしても、この2人描くのに時間がかかるんですよー！（でっていう笑）エアブラシ多用だし、レイヤー多いし・・・自分でこの方法選んだのにね（笑）描くこと自体は楽しいので良きです。とても良きです。

表紙も含めお花をたくさん使用しているのですが、これはこれで意味があります。３話だと、本編中に触れる花の話題はまだ「庭の薔薇」くらいですかね。今後、あ、４話で早速出てきますので香ってみてください〜。

だいぶ長くなってしまった・・・・。

はい！今回の更新情報はこんな感じ！！ここまでお読みくださりありがとうございます！！！あなたにとって奇跡のような嬉しいことがありますように！

種族、性格、話し方、世界の見え方の異なる2人に接点ができました。エイトはパトリックの正体を知らず、自ら進んでその懐に入っちゃいましたね〜。真っ直ぐで素直な子です。若干２０代前半の割に幼い印象かも、と思われた読者の方もいらっしゃるかもしれませんね。このあたりは４話で触れていくのでどうぞお楽しみにっ。

イラストデイズには２話のイメージイラストを投稿しました！イラストへはこちらのリンクをどうぞ〜。

（まだ２話を読まれてない方、以下で少しネタバレしますのでご注意ください）

エイト＝非常食（パトリック命名）

エイトのこの呼び方、割と長い時間考えたんですよね。自分の物だけど、突き放し見下している雰囲気を出すには、「これ」では物足りず、「食物」では単純すぎて・・・。「非常食」という単語が浮かんだとき、リアルにバンザイしました（笑）

まああれです。ヒトのこと非常食とか言ってますけど、パトリックもいろいろ考えるところがあるのだな、と感じとっていただけていれば嬉しいです。

「愛情の記憶」２話についてはこんな感じです！お読みくださりありがとうございますっ！！

「愛情の記憶」　１話を公開しました！！

同時に、イメージイラストも投稿しましたので、よかったらこのリンク先（イラストデイズ）でお楽しみください。

今回もファンタジーということでパトリックさんはヴァンパイアでございます。冷酷無慈悲な雰囲気が出せていますでしょうか。

エイトはとても特殊な性質をもっていて、その特殊性に関する部分がタイトルになっていたりします。個人的にここには過去作にない重量感のようなものを感じています。もちろんいい意味で。

今はまだ１話目ということで詳細を書くのは控えさせてもらいますね。追って裏話等々、綴って行きます。

そうそう。前に「物語に共通点がある」と書いたのですが、みなさまお気づきになられましたでしょうか？正解は、「主人公の名前の終わりが”と”で終わりがち」でした（笑）。

これ本当に無意識だったので、自分でこの法則に気づいたときは驚くとともに爆笑でしたっ！！

実例を上げると、セノト・ユウ（名前じゃなく名字だけどまあ同類）、イリデ・ヒロト、クリストハルト、八竹雅斗、キノシタ・カイト、キノシタ・タクト。そして今回のエイト・フェザーハント。君、ダブル「ト音」じゃないか（笑）これホントにたまたまなんです！！

次はこの法則を脱却できるかな、なんて妄想をしております。もしまた「ト族」（？）が増えたらツッコんでくださいね〜。

はい！今回の更新情報はこんな感じですっ！

お読みくださりありがとうございました。あなたに素敵なことがたくさん起こりますように！

お久しぶりのアレクシスさんです！そして、ディストーションよりライくんとのクロスオーバーです！わあい！！！！！

今回のテーマはなんとなーく前から書きたいなと思っていたものなのですが、今朝たまたま目にしたニュースを見て思い出し、執筆しました。面白いくらいスピーディに筆が進んで自分自身に驚きです。それだけ強い想いがあるのでしょうね。

書き終えて思ったのですが、個人（筆者）の想いって、キャラクターたちの声を通して話すと、より雄弁にかつ明確な言葉となって届けられる気がします。「この人（キャラクター）ならどう伝えてくれるのだろう？」って考えると、想いも深堀りされるといいますか。まあ、あくまで個人的な感覚ですけどね。

はい！こんな感じで今回のセラムもメッセージ強め＆いい感じにまとまっております（当社比）。ぜひお楽しみくださーいね。

お読みくださりありがとうございました！

甘口とあるので「辛口もあるのか？」と思われた方、すみません。

あったんですけど、他の作品に使用してしまったので甘口のみとなります。

甘口くん（？）は落ち着いた照明とゆったりジャズが似合いそうなバーにおり、清潔感溢れる服装（バーテンダーらしいあれ）に身を包み、「いらっしゃいませ」じゃなく柔らかい笑顔で「おかえりなさい」って出迎えてくれる系バーテンダーさん。お酒のラインナップはもちろん日本酒がずらり。お通しには砂糖漬けナッツが出ます。

「おかえりなさい。あれ、ご酒人様、美容室行かれました？やっぱり。またいっそう魅力的になりましたね」

っていう。

こんな深夜ですが、しゃべる！！

いよいよーいよいよーラストパートですー！！今回はかなり「説明的」な中身になっている感もありますがあしからず。ライくんの「ゆるみ」も入れつつ、ちゃんとストーリーとしてまとめられたかな、と思います。

そしてサブストーリーはあれです、深夜２時にベッドの上で書いたのでテンションがおかしいです（笑）でも起きて読み直して、「良き（笑）」ってなったので、若干の修正を加えサブストにしました。どんだけサンデビ好きなんだ、自分。

まあこの、軽ーいノリが好きでして。本編ではしっかり仕事しつつも、日々の中にはこういった緩急があるのかなと。お仕事楽しむお二人さんです。

次回もサブストはサンデビ視点、最終サブストもサンデビです。最終サブストはそれまでのテイストと異なり、しっかり「１話分」としての文量と内容になっています。ただ、どうしても本編完結後でないとな理由があったので温存。

創作小話も含め詳しくはそのときに。

ディストーション、サブストーリー「おかえり」に関して、そのワンシーンを絵に仕上げました。おまけまんが付き。おまけと言っても、時間をかけてしっかり書いてますよっ。

イラストはこちらをクリック（イラストデイズさんへのリンクです）

自分、カイトくん好きすぎ説（笑）

いい感じです（当社比）。

次回１１話で、かなり真実に迫っていきます。

現時点で１３話構成なのであと３話ですね。

サブストーリーも今後３話追加の予定。

「サブ」とはいえ、結構真面目に本気に書いてます。

なので今回のおかえりも、キノシタ兄弟の関係性やら

2人の性格、共通点、差異などが表現できているかと思います。

活動報告にも書きましたが、おかえりって言ってほしい。

なぜか、という部分は、サブスト最終話で書きますが

とりあえず、おかえりされたい気分です（？）

戻れる場所が、そこにあるのなら。

自分はここにいていいのだと、思えるのなら。

あなたに会いたい。

会えないけど、会いたい。

いつでも、どんな場面でも、会いたいと思うことは自由だよね。

たとえ距離がどれだけ離れていても、カラダがここになくても。

いつか会えるまで、一緒に過ごした時間を、

思い出を、その色褪せない笑顔を胸に。

わがままでごめんね。

いまだに甘えてごめんね。

だけど、嘘はつけないから。

はーい、こんな感じです。

「寄り添いモノローグ、大丈夫だよ」

フィクションのような、ノンフィクションのような、フィクション。

必要な方の元へ、この声が届きますように。

「君の香り」

恋愛純度１万パーセント＆糖度が高すぎて、修正を加えながら胸焼けを起こすという謎の時間を過ごしました（笑）

たぶん、書いた当時、こういう恋愛がしたかったのでしょうね。思考も体も若かった……いや、幼い、の方が正しいかな……。

ねえ。僕の君は、どこにいるんだい？僕はずっと待ってるよ、両手を広げて待ってるよ。抱きしめる準備も、唇を重ねる心構えも、愛してるって言う勇気も、揃っているのに。君が見つからない。僕だけの君は、どこにいるんだい？

おいでーーーーーーーーーー！！！！！！！

っていう茶番でした失礼いたしました。

数年前の自分、なんか文面ピュアッピュアで怖い（笑）比べて現在の自分、スレッスレで笑うしかない！

Take me to the emptiness.

【擬人化】革靴

両方ファンタジー風ではあるのですが

「遠巻きの声援」と「近くで応援」といった感じでテイストは異なります。

擬人化って楽しいですよね。

そのものになりきって、その視線で世界を観ると

今まで見えてなかったものが見えたり、逆に見えなくなったり。

こういう書き方は好みなので、また「擬人化」書きたいと思います。

お昼ですね。残り半日、踏ん張りましょう。

どうぞご無理なさらず。