日々ログ

僕は誰なのか

こんばんは、斉藤ゆうりです。

 

この記事では「僕」について書いていきますね。はい、斉藤ゆうりについてです。

 

季節柄でしょうか、なんとなく振り返った時に「よく書いた&描いたな」と思ったんですよね。小説とイラストをこんなに形にして、かつ表に出すなんて、去年の今頃は予想もしてなかったでしょう。

 

僕はこの2020にこれまでにないボリュームとスピードで創作活動をしてきたようです。「ようです」と表現したのは、そこに「何作書くぞ」といった目標や「このテーマを書き続け世界を救う」のようなゴールがあったわけではなかったからです。

 

では、なぜか。

 

僕は今年、この人生で一番の谷を見つめ、空の遠さを知りました。何度となくここにいる理由を探り、輪郭すら掴めず、空に帰還したいのに、戻る空がどこかわからなくなって。

 

何ものでもない「これ」を脱ぎ捨てて、何かである「僕」を体感するために、「斉藤ゆうり」を創りました。僕そのものが創作物であり、この世界にあってないもの。それが僕です。

 

 

 

どこへ行こうと、出会う人が変わっても、どれほど頑張っても、認められず使われるだけ使われて疲弊だけをくれる人生の中で、僕が熱量の矛先を執筆をメインとした創作に向けたのは、考えなくともそれが楽しいとわかるから。好きなことだと、言えるから。(ノットイコール得意、たぶん)

 

創作の時間は僕の味方。没頭すればするほど楽しくなって満たされて。人によっては現実逃避と見えるかもしれないけれど、僕にはそれが必要だったみたいです。

 

 

小説作品に限って言えばそんな僕が書いているわけなので、あらためて読み返すと「こんな想いさせてごめんね・・・こんな経験したくなかったよね・・・」と登場人物達に謝りたくなるような場面もあったりと心苦しくもなったりするのですが・・・。

 

(「作者が何を言うとるのだ?彼らは創作物ぞ?おぬし大丈夫か??」と思われる方もいらっしゃるかもですが、念のためお伝えしておくと、僕は比較的感情移入が深くなるタイプで彼ら(登場人物達)の行動や心の動きを追体験するようなかんじで書いているので、感覚としては彼らは生きている人と同じなのです。)

 

どのような痛み、喪失、絶望感を伴う物語だったとしても、希望の光は入れているつもりです。それはきっと、僕の望み。

 

まあ逆に言えば、幸せの輪郭を知ったとき、幸せな「誰か」(あるいは誰かたち)や「物語」が生まれてくれるのでしょう。楽しみです。

 

 

執筆は僕の望みであり希望。しからば物語は望みであり希望であり新しい世界。美しい世界を望む、創作物である人が創る、言葉の世界。共鳴するのはきっと、今日とは違う明日を待ちわびる心。物語が世界であるなら、しからば内包される言葉は旅路。きっと誰かに届くと願い、”誰か”の瞳の輝きを頼りに探し彷徨う自由の権化。制限など皆無で、常識とは無縁。奏でる旋律、触れ合う感情。

 

言葉が自由であるなら、願うことは自由。あなたも、僕も。

 

 

世界よ、これが僕です。

 

 

 

 

2020/12/02 23:00

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小説やイラストでの表現を楽しむひと。執筆ジャンルは幅広くボーダーレスに。ヒューマンドラマ多め。たくさんのメッセージを込めています。言葉は愛。

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