『頭狂ファナティックス』に登場するコンプレックスの名前の元ネタ紹介

  • ツイート
  • ツイート
  • シェア
  • LINEで送る
忍谷夕吉(しのびたにゆうきち)

コンプレックス:『特性のない男』

 オーストリアの作家、ロベルト・ムージルの作品から。

 オーストリアではムージルと『夢遊の人々』『ウェルギリウスの死』を書いたヘルマン・ブロッホの二人が自国の最高の作家と認められている。

 『特性のない男』はムージルがジュネーヴで客死したため、未完となった。

 しかし草稿が残されていたために、一応、どのようなプロットだったのか推測はされている。

 ムージルは西洋のロゴス主義の立場に立ちつつも、晩年になるにつれ、言語や理性を越えた、神秘主義的な思想を持つようになる。

 『特性のない男』は多様なテーマを包括しているが、その一部として、人間の知覚を越えた世界の探求がある。

 そのために言語や理性など人間の性質を精査しつつも、その限界の線引きや神秘の世界についての洞察など、ムージルの思想の集大成を書き記しているため、『特性のない男』は非常に難解な作品になっている。

プロフィール

株式会社アウフェンギ 代表取締役
1993年生まれ。千葉県千葉市出身。



好きなアニメ:「がくえんゆーとぴあ...

  • ツイート
  • ツイート
  • シェア
  • LINEで送る

更新中のテーマ

完成テーマ

完成テーマはありません

アーカイブ

ページトップへ