創作クエスチョン

疑問、というほどでもないのですが、作中のネーミング(人物や組織名、地名等々)を気にしている読者はどのぐらいいるものなのかなあ……と。

自分はネーミングが苦手なのもあって、かなり適当に決めていたり、可能であれば固有名詞を避けています。

書く側の方はけっこう気にしておられるようですが、読者はどうなのかなと思った次第です。(自分は読者側でもあまり気にしていません。かえって凝ったものはあまり好みません)

2017/09/16 13:04

・女性読者の気持ちを知ろう!

昨今、女性読者はマーケティングをする上で欠かせない存在となっていますが、
おれたち男性陣は女性読者の気持ちがさっぱわからない!
こんなドでかいマーケットがあるのに、おれたちはそのことについてふんわりとしか理解していない!
男だってBL物を書いたっていいはずだ! むしろ、男のほうが男の友情には詳しいはずだから、適正は男作家のがあるはずだ!
だけどおれたちのBL感が女性読者に受け入れられなかった意味がない!

ということで、女性読者は何を求め、どんな気持ちでアニメ・マンガ・小説を楽しんでいるのかの分析を行う座談会を希望したいです!
また、女性向けの作品ではなくても、女性読者が好む要素を入れることは可能なはず。
どうせなら男女どちらにも支持される作品を書きたい。
そんなよくばりさんたちにもオススメの座談会になるのではなかろうか。

2017/09/17 04:52

>異性向け作品


男性にも好みが色々あるように、女性にも好みが色々あるので一概に「これが正解」はないと思いますが、多くの男性はビジュアル的な想像を膨らませる面白さを追求する傾向があり、女性はキャラクター間の心理描写を重要視する傾向が強いように思えます。


例えば男性向け世界観のジャンル(例えばロボットものや変身ヒーローもの)ではそのアクションや設定に男性は興味を持ちます。

そういう男性向けの作品にも根強い女性ファンが居るのは、世界観に惹かれているのではなくキャラクター関係に惹かれているからだと思います。

ぶっちゃけジャンルはどうでも良くて、キャラクター間のイベントを後押しするためのエッセンスです。


要は世界観だけを押し付けるような作品は女性は敬遠する傾向にありますが、しっかりと細かいキャラクター描写もしていれば自然に女性ファンも付いてくるものだと思います。

ただ安易に男女のロマンスを描くのは価値観が異なる場合が多いので、男性が作品を作る場合は友情をメインにした方が女性ファンは付きやすいじゃないかな。

これは男性視点では逆の傾向になると思います。

女性が描く場合は友情よりも恋愛を描写した方が、男性は案外喰い付きやすいと思います。

女性は恋愛観にシビアで、むしろ異性の友情観を知りたいと思い、男性は逆に友情は結構軽い扱いでくどすぎるのを嫌う傾向にあり、そんなことより異性の恋愛観を知りたいと思うからだと思います。


無難なのはお互い異性キャラよりも同性キャラを細かく描くこと。

別に異性の立場になって考える必要はないと思います。むしろリスク高いです。


男性が女キャラだらけの物語を描いた時、しっかりキャラクター描写しても女性読者からみたら「こんな女いねぇよ!」と反感を買うことが多いです。

逆に女性が男キャラだらけの物語を描いた時、「こんな女みたいな男いねぇよ!」って思うでしょう?

同性にはウケると思いますが、異性からは敬遠される傾向が強いです。


素直に男性が男キャラだらけの作品を描いてもBL描写は無理に入れる必要はありません。

しっかり友情を描いていれば読者が勝手に妄想する、それが一番いいと思います。

ただちょっとした仕草でどうとでも受け取れる描写があると嬉しいんじゃないかな?

ジャンプ作品とか、女性ファンの多い男性向け作品はほとんどそうだと思います。

作者もわざとらしく狙ってるわけじゃないはずです。

2017/09/19 15:35

・世相を見る必要はあるのか。
以前からいろいろな創作物の批評を見るに、作品は「世相を反映しているから当たった」というような言説が見られます。
果たしてこれは正しいのでしょうか?

たとえば「ズートピアは出る杭を打つ、無能が天才を殺す世相。トランプ政権やイギリスのEU離脱といった世相を示唆している」「ハンターハンターはAKB総選挙でハンター協会選挙、異世界転生で暗黒世界と次々世相を反映している」というみたいな言説ですね。
正直言うとこれは「後出しのこじつけではないか?」とも思う反面、もしも本当に世相を反映させているのだとしたら、その技巧を習得したいわけでもあります。

もし真実だと仮定した場合、どのようなアプローチで分析を進めればいいのか?
また、そのアプローチからみた現在の世相とは?
……のようなご意見をいろいろ聞いてみたいです。

2017/10/23 10:34

・「普通に面白い」を脱却する題材を見つける方法とは?


「読んだら面白い」「普通に面白い」では小説家としては失格なんだろうな、とは最近思っています。

なぜなら、「一般購買層は読む前に買う」から。

つまりタイトルやあらすじを含め「パッケージによるアピールで顧客を獲得する必要がある」わけです。

そしてこれはいくつかやっていた気付きですが、タイトルなどで内容をアピールするためには、そもそも「題材が興味を惹く内容である必要がある」ということを考えています。


これは「新奇性3既存7」ぐらいの比率を新木先生はオススメしていましたが、そのような「既存+新奇性の組み合わせ」という点に作品の「オリジナリティ」があると思うのです。

よって「普通に面白い」を脱却するには、「新3:旧7の融合」というオリジナリティを出した題材選びが重要だとは思っています。


ではそれはどのような物が良いかというと、これも新木先生の談ですが「読者が『これが欲しかった』と思う物」ということなのだとは思います。

ではそのやり方としては常に市場の動向を探り読者の嗜好を類推するのが良い……となるわけですが、果たしてそれが「普通に面白い」を脱却するアイデアの出し方なのだろうか? とは少々を首を傾げているのが最近の自分です。


それはあくまでも市場に嫌われない既存性7の保証をする方向なのでは……? と思っています。

「人々を惹きつけるような目新しい題材」、これはどこからとっかかりを持って探れば良いのだろうか。


これをセンスだとかの感情論ではなく、論理として説明できたときに「面白さ」という新たなステージを開拓できるような気がするのです。

2017/12/14 20:49

プロフィール

滝口流です。滝口、たきぐち等という名前で活動している事もあります。
Twitter @TakigutiR

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