「題材」について考える。
いわゆる「ツイッター大喜利」とも呼ばれるような、「旬の話題にボケを重ねる行為」。
これはそのまま、「題材の面白さ」を作る能力に繋がると思われる。
たとえば横浜駅SFが有名なところで、これを大喜利形式に直すなら
「こんな横浜駅は嫌だ→1000年経っても改築工事が終わっていない」
みたいな感じだろうか……。
そしてそれを描き上げる完遂力。
横浜駅SFは自己増殖する横浜駅という題材をSFの方面から書き上げた怪作だ。
それを面白く描き上げる力は当然重要なのだけれども、完遂力は「とにかく書く」ことで向上はするが、「大喜利力」は別次元の力が必要なのではないかと思う。
両方鍛えることが、「話題になる作品」を書く力なのではないだろうか……。