創作クエスチョン

・「普通に面白い」を脱却する題材を見つける方法とは?


「読んだら面白い」「普通に面白い」では小説家としては失格なんだろうな、とは最近思っています。

なぜなら、「一般購買層は読む前に買う」から。

つまりタイトルやあらすじを含め「パッケージによるアピールで顧客を獲得する必要がある」わけです。

そしてこれはいくつかやっていた気付きですが、タイトルなどで内容をアピールするためには、そもそも「題材が興味を惹く内容である必要がある」ということを考えています。


これは「新奇性3既存7」ぐらいの比率を新木先生はオススメしていましたが、そのような「既存+新奇性の組み合わせ」という点に作品の「オリジナリティ」があると思うのです。

よって「普通に面白い」を脱却するには、「新3:旧7の融合」というオリジナリティを出した題材選びが重要だとは思っています。


ではそれはどのような物が良いかというと、これも新木先生の談ですが「読者が『これが欲しかった』と思う物」ということなのだとは思います。

ではそのやり方としては常に市場の動向を探り読者の嗜好を類推するのが良い……となるわけですが、果たしてそれが「普通に面白い」を脱却するアイデアの出し方なのだろうか? とは少々を首を傾げているのが最近の自分です。


それはあくまでも市場に嫌われない既存性7の保証をする方向なのでは……? と思っています。

「人々を惹きつけるような目新しい題材」、これはどこからとっかかりを持って探れば良いのだろうか。


これをセンスだとかの感情論ではなく、論理として説明できたときに「面白さ」という新たなステージを開拓できるような気がするのです。

2017/12/14 20:49

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滝口流です。滝口、たきぐち等という名前で活動している事もあります。
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