>10月あたり

では10月の開催にしましょう。てっきりデビューが7~8月かと想定していました。
発売日と同時開催がベストかと。
「座談会を異世界(=なろう)で実践したら三週間でプロデビューしちゃいました」とか、なろうっぽいタイトルにしてしまいましょう。


>電子書籍化した場合って今までの場合印税

印税は主催者さま管理です。トークメーカーは一切お受け取りいたしません。公認している座談会・書籍については、宣伝面のお手伝いを無償でいたします。
一般的にはゲストの方に10%ですが、参加者の数もまちまちですし、非常に多数が参加される場合もあるため、ケースバイケースです。ただし編集する方の負担が非常に重いので、編集担当の方に多く割り振るのが適切であろうと考えます。

販売状況は、書籍によって非常に差があります。この辺りは、通常の書籍販売と一緒だなと感じています。
トークメーカー新書のなかには、一般書籍の印税額より多いと想定される(ぼくの平均的印税比です)書籍もありますし、ほとんど売れない書籍もあります。
大変なPV数を頂く座談会もありますし、あまりPV数や参加者が見込めない座談会もありますが、これは書籍販売には微塵も関係していないことが明らかとなっています。また、コンテンツボリューム、内容の充実度についても、販売数にはほぼ無関係だと考えられます。
ヘビーな内容よりも、ニッチを狙ったほうが手堅いです。また、何でも詰め込もうとして漠然としたイメージになっているものも伸びません。
トークメーカー新書は実用書が中心ですので、実用書の販売ノウハウを適用できるかもしれません。

しっかりした戦略を立て、ノウハウをためていけば、トークメーカー座談会の主催は一つの収入の柱にすることも可能な範囲だと考えています。
一般的には、電子書籍はまったく見向きもされないのが現実ですが、それは宣伝メディアの欠如によるものです。この問題を、座談会ではクリアしています。

また、トークメーカー座談会はコンテンツを生み出す仕組みとして手堅いものだと感じています。ニコニコ動画やYoutubeに自らのチャンネルを持ったりするような方向は、あまりに競合が多すぎてまったく参入の魅力がありません。しかしトークメーカー座談会は唯一無二のメディアになっており、なおかつ文章によって参加できるため、プロ作家にとって非常にマッチしたメディアになっています。また、2時間にわたって行われるシンポジウム的なものではなく、数日間にわたってじっくり考えつつ文章を返せるというのも、作家に相応しい戦い方だと感じています。
さらに加えまして、座談会のパネリストは、長年のプロの方々が多いため、基本的に個々の文章品質は高めです。コンテンツの価値が担保されているため、幅広い取り扱いがしやすいです。

もっとも、上記の売れる売れないは枝葉のことかもしれません。
自分の学びの場であるという側面がとても大きいので、じっくりとお話してみたいお相手様と、数日間にわたって文章での議論を交わし、自分が勉強させてもらうというスタンスならば、仮にまったく売れなくとも十二分に有用な場となるでしょう。
読者の方々にとっても、通常の書籍化のように何か月もかからず、ホットな情報を届けられる有用性があります。それに出版社を通さないので、内容に待ったがかかったり、表現を無駄に調整したりする必要もありません。


>今までだとどのようにお誘いした

そりゃケースバイケースですよ。
いずれにしても、デビュー後のほうがいいですね。


細かいニュアンスについては、滝口さんが東京に来られるタイミングで、喫茶店とかでご教授します。ここでは大枠を公開にてお話させていただき、ほかのプロの方々に座談会主催についての説明を兼ねられればと存じます。

2017/07/09 15:59

>PR
なるほど……。
であれば、数ヶ月タイミングをずらした方が良いかもしれません……。
というのも、まだ発売日どころか出版社も言えないんですよね。
詳しくは公の場では言えないものの、そういう意味では本当に宣伝すべき時期は10月あたりになるかもしれません……。
そうなってしまうと遅いですかね?
今やってもブランド構築もできそうにないので、それに加えて発売までの時間が経つと記憶が薄れてしまうかも……。
その頃には書籍化作業の記憶も若干風化しまうかもしれませんが……。

>電子書籍
PR目的なら、電子書籍化は確かにしない方がいいのかもしれませんね。
今回の内容を(短期間でやったとしたら)発売できる品質になるかは正直わかりませんし、しない方で見た方がいいかもとは思います。
少なくとも前回の座談会が前提になるので、前回以上に読まれることはないはず。
なので今回はそっちの方向でしょうか。

ちなみにこれは好奇心から聞きますが、電子書籍化した場合って今までの場合印税はどうなってたんでしょう?(答えられなければ答えられない、で構いません)
参加者(パネリスト)に分配されていたのですか?
それともあくまでもブランディングの一巻としての宣伝と割り切ってもらっていた感じでしょうか?

>キャッチーさ

ちょっとかっこつけて「実践したら三週間でプロデビュー!」みたいなあおりがあった方がいいかもしれませんね。「ゼロから書籍化した実体験!」とか。
そのへんからタイトルを考えた方が良さそうです。

>興味深い目的設定
この辺は、今までだとどのようにお誘いした……とかはあるんでしょうか?
もしあれば事例なんかは見てみたいです。
もちろん、お話できるような関係性を事前に築いていたというのはあるんでしょうけれども。

2017/07/09 00:10

念のため重要なことを補足しておきます。

座談会コンテンツは主催者のものであり、トークメーカー側は権利を主張しません。主催者がどのように扱うか決めていただき、ご自由にしてください。

このような形式であるため、座談会主催者というのは重要なポジションなのです。

(※もちろん公序良俗や何らかの問題によって運営事務局が対応・介入する可能性はゼロではございませんが、それは一般投稿作品についても同じです。現時点で対応したことは一度もございませんが)

2017/07/09 00:10

>座談会の目的を明確にする

これは大前提中の大前提です。
もちろんタイトルにも影響してきます。
また、電子書籍化を想定した座談会であれば、とくに目的はわかりやすく定めていたほうがいいですね。
今回の座談会は滝口さんのPRが主なので、座談会コンテンツはトークメーカー上に残したままのほうが有用な可能性が大きいかもしれません。そのため電子書籍化は想定しなくていいと思いますが、もし滝口さんがお望みなら電子書籍化もアリだと思いますし、それは主催者の判断です。コンテンツは主催者のものです。


>「なろう座談会の補足」という立ち位置

今回のものは、なろう座談会の実際の事例、という形で宜しいかと思います。ただしコラボタイトルはキャッチーさが必要なので『座談会のおかげでデビューできました座談会』みたいなノリが一つのサンプルです。


>かなり難易度が高い気がします

これは、実際にはそうでもないかもです。
ちゃんと興味深い目的設定をして、真摯にお声がけしてみるといいと思います。別に断られたって何かデメリットがあるわけでもないです。

2017/07/08 23:57

「誰を呼ぶのか」まで順を追って考えようとすると、まずは座談会の目的を明確にするのが必要な気がします。
そう考えると「司会を任される」のと「主催」は、印象として難易度が結構違う……!

今回は前回の「なろう座談会の補足」という立ち位置だとは思います。
だとしたら、これから挑戦しよう、現在進行系で挑戦している、なろうの方をまだ向いていないが作家業を行おうとしている方、あたりがターゲット層でしょうか?

そう考えると内容についても自ずと見えてくる気がしました。
・後続の方に「やってみよう!と思わせる後押し」
 →前回の座談会の効果・実証 & 補足
・同じく挑戦している方に「連載~書籍化にかけて気をつける点」
 →新たな「打診を受けてから」のお話
・一歩進んで「継続的に作家業を続ける為に必要な事は」
 →まとめ的な雑談

みたいな感じでしょうか?

その為、パネリストとしては、主要なろう作家としての立場から新木先生、対比として至道先生、架神先生、という構図は理に適っているかと思います。
至道先生と架神先生もそれぞれビジネスとしての面からも、アーティストとしての面からも多角的な意見がもらえるかな、とは思っています。

それにしても、来て頂きたいパネリストに声をかける、って気の置けない友人とかじゃないと恐縮してしまうというか、かなり難易度が高い気がしますね……。

2017/07/08 11:41

新テーマありがとうございます。
こちらでトークメーカー座談会の主催についてやり取りを交わしていきましょう。いわば、座談会のためのミニ座談会ですね。

こうして公に座談会主催についてやり取りできるのは、他のプロの方々が座談会主催をする際に有用な情報となってくれます。
目下、トークメーカー公式で公認している座談会主催者は、佐々木先生、たけうち先生、藤沢先生、架神さん、柏さん、ぼくという風に実は6人もすでにいます(新木さんを加えると7名ですが、たぶんあの座談会はぼくが主催者という建前だったような気がします、その辺どちらでもいいです、新木さんを加えて7人でも)。
皆さん、独自で座談会を開催しています。直近の主催者は藤沢さんで、
こちらですね。
滝口さんにも公認主催者になってもらい、ユーザーさんと情報を共有しながら様々なことに活用してみてください。滝口さんにはその資格があります。
また、『滝口流デビュー座談会(仮)』においてはぼくもパネリストの1人になりますが、別にぼくをパネリストとして呼ぶ呼ばないはご自由に決めて頂いて構いません。ぼくを混ぜる必要性は皆無でして、必要だと思ったらお声がけしてもらえれば、お望みの形で参加させてもらいます。

2017/07/07 23:25

>至道先生
テーマ「座談会立上げ」を作ってみました。
勝手ながら至道先生の発言もテーマを設定させて頂いております。

2017/07/07 15:52

ではこの機会に、ぜひ座談会の司会をやってみてください。ぼくも最初はサブ司会みたいな形でサポートするので、困ることはないものと思います。
今後色々な人と名刺交換・コンタクトなどする機会が増えるでしょうから、ここでいったん経験しておけば、今後はご自身が招きたい人に声をかけて開催していくととても良いと思います。その場合でも、公式でもちゃんとサポートして座談会の案内をさせてもらいます。

座談会開催に至るまでの不明点などは、滝口さんに別テーマを立ててもらって、そこで公開でやり取りしてみませんか。座談会開催に至る記録を付けてみる意味からも面白い試みかなと思います。

2017/07/07 14:53

>至道先生
了解です。7月~8月頭までのどこかなら合わせられます。

>技法など
新木先生方の手法がほとんどなので、あまり補足はないとは思うのですけどもね。
前回に加えて「打診がきたら何を気をつけるか」、ぐらいの話を新木先生からお聞きした内容を中心に補足する形になるのかな? とは思います。

>司会
可能ではあるかとは思っています。
二点ほど、今までの座談会でやっていたことで
・お話する内容について(目次など)
・座談会の電子書籍化について
あたりはよくわかっていないのですが、この辺についてもお教えいただければと思います。

2017/07/07 14:34

ども、『滝口流デビュー座談会』を開催したいのですが、開催日のご希望はありますか。期間は2~3日間くらいのコンパクトなものにして、デビューの経緯、その技法などを語ってもらうことにしようと思ってます。
他パネリストとしては、新木さん、架神さん、ぼくみたいな感じかなと思います。佐々木さんなどもご参加いただけるかもしれません。

またこれは提案ですが、ご自身で座談会の司会をやってみるというのはどうでしょう?
座談会開催の経験をしておけば、今後は独自に座談会を主催していく道が開けるものと思います。作家活動とは相性が良いので、オススメしたい方向です。ご自身のブランディング、作家のリスクヘッジ、自分自身の学びの場として、長期的にさまざまな方面で有用です。

2017/07/07 14:23

メインヒロインのデザインで「初期案が良い」と最初から言い続けている僕と、それをわざわざイラストレーターさんに修正させて持ってきた編集。
バトルを繰り広げる回。
※フィクションです。

2017/07/06 18:56

改稿指示が来たので今日は一箇所指摘部分の調査の為に図書館へ。
調べると問題なさそうなので担当さんとやりとりをしてその部分は修正無しに。

連載も止めることはできないし、ヤンマガネームの方は無理か……。

とりあえずネーム原作に取り掛かる友人へのフォローと、なろう挑戦をする友人のフォロー。
どちらも知識共有の面で、決して無駄にはならないはずだ……

2017/07/04 03:46

おしゃれな近所のハンバーガー屋に。
ふわふわパンで挟んだピクルスと牛肉の味が美味しいハンバーガー……
なんだけど、一緒に頼んだ自家製ジンジャエールが美味しいんだけど生姜が強くってそのからさの印象ばかりが残ってしまった。
なんだろうな、ハンバーガーって「また食べたい~!」って気になるのが少ない気がする。いや、とっても美味しいんだけど。

2017/07/04 03:44

「どんな世界観で」「どんな人が」「どのように」「何をして」「何を目指す」

これはつまり
「世界観」
「キャラクター」
「能力」
「能力の利用方法」
「大目的」
という提示が必要なのではないだろうか。

「大航海時代」「大海賊に命を救ってもらった少年が」「ゴムになる特殊能力で」「戦い」「海賊王を目指す話」

「死神界の存在する現代」「天才少年が」「デスノートで」「犯罪者を殺し」「新世界の神を目指す話」

この五点の提示と、組み合わせが大事なのではないだろうか。
見せゴマ自体はいわゆる「小手先のテクニック」だと思う。
それは例えるなら「だいたいこういうページ構成」とか「こういうコマ割りが時流」みたいな、あとでどうとでもなる、いわば編集の領分のような魅せ方のテクニック。

ただここで重要なのは、「どうして見せゴマが必要なのか」という点だろう。
これは「ワクワクするのに必要な条件」を、「アピールしている」のではないだろうか。

読者の期待を煽るというのが一番の目的になっていて、それに対してその作品のワクワク構成要素を印象付ける為のテクニックが「見せゴマ」なのではないだろうか。

これらの要素が正しくはなんと言われているのかはわからない。

うーんあと10日。とりあえずこの漫画原作論を詰めつつ、手分けして友人に作品を作ってもらうことにする。
漫画原作考察

どうもいくつかの漫画を考察にいくにつれ、話ごとにラスト数ページのところで「見せゴマ」があることがわかる。
一話では特にその「見せゴマ」で読者に印象を残すことを行っているように思えた。
「海賊王になる!」「新世界の神になる!」「鋼の錬金術師!」「依頼人の願いは叶える」みたいな、作品の肝や主人公の主張、テーマが語られることが多い。

ここに必要なのは「インパクト」だと思う。

「どんな世界観で」「どんな人が」「どうやって」「何をする」
ここを補強するようなインパクトを与えることが必要なのかもしれない。

今回は仮説にとどまる。

2017/06/30 12:45

早寝早起きは習慣付けと睡眠時間確保の為に三文の徳どころではない効果がある。
凄い一般論なんだけど、睡眠サイクルがズレると自律神経失調症を併発して精神的に参ってしまったり、肉体的に辛くなる。
睡眠時間が短くなると脳が働かない。
「やる気を出す」なんていうのは科学的にありえない迷信だ。
「やる気は勝手に増える」か「無い」かのどちらか。増やすことは意識的にできない。

よってやる気の有無に関わらず、しっかり寝て朝起きて行動する「一連の習慣」にしてしまうことが大事。

2017/06/24 08:07

ロース肉で豚の角煮ができるのかチャレンジ。
玉ねぎ、ネギ、肉を生姜で茹でる。
醤油、砂糖、オイスターソースを加えて煮込む。
最後に玉子を入れて完成。

お味はなかなかのものの、柔らかいかといえば微妙。
硬いチャーシューと角煮の間の子みたいなかんじになった。

2017/06/23 03:41

漫画原作考察

世界観の出し方。

世界観は背景の描写で行う。
これは背景の景色や小物という意味でもあるが、重要なのは「モブキャラのセリフ」だ。

「平均的な一般人が何を言うか」
これにより、その世界の「普通の価値観」がわかる。

これはどんな創作物にも応用できるテクニックだろう。
名前のないキャラクターのセリフにこそ、世界観が宿るのだ。
漫画原作を考察するぜ!
寝てない。寝れない。しょうがないから書くぜ。

さてでは「どうやったらデスノートを作れるか」を考える。
逆アセンブルというやつだ。
まずこの作品、とてもわかりやすい例になってくれるのだが「読み切りVer」がある。
読み切りは小学生が拾っててんやわんやした挙句死神の消しゴムみたいのが出てきて蘇るやつだ。

当然、前述で「肝」とした「頭脳戦」が無い。
つまり「頭脳戦」は後付設定だったのである。
根本としては「大真面目にやる」があるのかもしれないが、それを尖らせた結果が「頭脳戦」になったのかもしれない。

ではどうやったら「デスノート」に「頭脳戦」という調理法を持ち込めたのだろうか。

パターンは三つ考えられる。

①「大真面目にやる」を更に拡大した。
②「誰が持つと面白いか」を考えた。
③「デスノートという能力をどう使えば面白くなるか」を考えた。

この三つ、おそらく複合での思索は行ったとは思うが、一番推したいのは②だ。
理由は、この要素は「Lがキラをプロファイリングする」「火口がノートを拾う」などの時に「誰がノートを持っているか」「どんな人間にノートを持たせるか」などで形を変えてキャラクター造詣が説明されているからだ。
この点は意識して行ったのではないだろうか?

つまり仮説としては
「デスノートをどんな人間が持ったら面白い話になるか?」=「頭脳戦」を導き出したという説である。
例えばこれはワンパンマンなどにも当てはまることだろう。
「最強の腕力を持つヒーローは、どんな性格だと面白いか?」


※ここはちょっと怪しい。
「小学生が真面目に考える話」を「天才高校生が大真面目に考える話」にグレードアップしたんじゃないかとも考えられる。


とりあえずこのパターンの他に、座談会内では「総理大臣がネーム原作者に向いている」とあったのでそのパターンも考えてみよう。

思考実験を行う。

元総理大臣が原作者となる。当然知名度で売れる。

では例えばKO泉と名前を変える。
KO泉先生のリアル総理大臣物語。
売れるだろうか。僕は売れないと思う。

では次にどうやったら売れるかを考える。
例えば「普通の女子高生がリアル総理大臣になるお話」。
普通に面白そうだ。日常シーンで面白そう。
他にも例えば「総理大臣がタイムスリップする話」。
第二次世界大戦前や、幕末あたりにタイムスリップしたら面白そうだ。
実際にどんな話になるかは、僕は総理大臣の経験が無いのでわからないけれど。

総理大臣に大きな新奇性があるのがわかると思う。
「女子高生+総理大臣」
「総理大臣+タイムスリップ」
前者の場合は女子高生という陳腐な題材を、総理大臣になるという新奇性満載の調理をした形だ。これは構図としてはデスノートに近い気がする。
逆に後者の場合、これは「総理大臣経験」という能力者と見るとわかりやすいかもしれない。総理大臣という新奇性溢れる能力を、生かすためのタイムスリップ世界観を用意したのだ。
これは三田先生のアルキメデスの大戦(数学という題材に、日本海軍という舞台)が近い構図なのではないかと推測している。

このように、いかに陳腐な題材や世界観であれ、新奇性がある項目と組み合わせればそれは新奇性溢れる漫画となる。
それぞれが新奇性が薄くとも、意外な組み合わせ自体新奇性になる可能性もあるかもしれない。


よって結論としては、最初に決める題材はなんでもよい。
「新奇性溢れる題材」+「陳腐な舞台」でも。
「陳腐な題材」+「新奇性溢れる舞台」でも。

重要なのは「新奇性溢れる組み合わせ」だ。


鈴木輝一郎先生の言葉に「ジャンルの中で素材を完結させるな!」というのがある。
ミステリに「温泉」や「列車」。ラノベに「学園」や「異世界」。
そのジャンルの中に既に内包されがちな物を使ってはいけない、ということだろう。

そのような観点もモテば、おのずと「書くべきもの」は見えてくるのではないだろうか。


まずは陳腐でもなんでもいいので、自分の書きたい題材を取り出す。
そしてその題材に対して「最も新奇性が溢れる組み合わせ」を考えるのだ。


この「題材に対しての調理法」の選定の仕方についてはもう少し考察が必要だろう。

しかし確実に、深淵へと近付いている気はするのであった。

プロフィール

滝口流です。滝口、たきぐち等という名前で活動している事もあります。
Twitter @TakigutiR

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