お邪魔します。トークメーカーユーザーの米洗ミノルです。
滝口さんのしゃべロクや作品、いつも楽しく拝見しております。
分析、とても興味深いです。
それで、この流れでふと思い出したのがジェームス・W・ヤング(アメリカ広告業界の巨人)の著書、『アイデアのつくり方』の中で述べられていた、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」というフレーズでした。
奇抜な要素そのものだけをアイデアと呼ぶのではなく、別々の要素をいかに組み合わせるのか、その新しい組み合わせこそがアイデアだと、そういう趣旨の言葉でした。
滝口さんがおっしゃっていた個々の要素の持つ訴求力と、そしてそれらを用いて「新しい組み合わせ」をどう作るか、どう見せるのかが肝要なのだろうなと改めて考えさせられました。そしてそれこそが作品のオリジナリティ(武器のひとつ)になるのだろうな、と。
ちなみに、開拓ごはんで僕が惹かれたアイデアは、「西洋ファンタジー×座敷わらし」の組み合わせでした。「座敷わらし」のピンポイントさが作品のイメージを身近なものにしていて、興味をそそられたような気がします。
無論、「開拓」や「ごはん」に魅せられた人も多いでしょうから、魅力の多様さ(フックの多さ)はやっぱり強力な武器になるのでしょうね。
まあ、とにかく詰め込めばいいというワケでもないのでしょうけれど……。