和裁士なら
自分は、和裁士だと豪語する。
和裁士。
和裁士って何だろうな。
昔は、基本的に、和裁士会に所属している国検2級以上教免を持ってる人を指すのだった。
国検=国家検定
教免=教員免許(和裁士会認定)
つまり、和裁士会所属の和裁塾、縫製所、専門学校の4年卒業生である。
和裁士は、つまり、和服縫製ができる人なので、うっかり、生地に当たりが出たりしても治せる人だ。
だって、そんなのしょっちゅうできる中りを、いちいち、業者に出してたらきりがない。だから、ある程度の中りなら直せて当たり前だし、直せないなら、どうやって仕立ててるんだって話。
海外から帰ってきて、納品したものが、中りのクレームで返ってきたのがクレームの山に入ってた。
直せというから直したら、
「shiratamaさん、これ、中りのクレームだけど、直ったの?」
そもそも、中りが直せない和裁士なんか要るわけねーだろ。自称和裁士ならともかく。
あ、いや。
お前は、自称、和裁士だったなw