創作記録(2018/4/1~10/31)

たぶん大丈夫です。

昨日に続き、今日も法務局へ……。

補正窓口に直行し、追加の書類を提出する。しかし受け取ってくれた担当官の方も自信がないようで、書類を持って他の法務官に確認するため席を立つ。

しばらく手持ち無沙汰で待つと、担当官の方が戻ってきて、書類の文面に追加や削除の指示。指示を聞いて、ぼくも「なるほど、そうすべきですね」と応じる。かなりの追加文字、削除文字があったものの、とりあえずOKとのこと。

「もう来なくても大丈夫っすよね!?」と切実に念押しすると、「たぶん大丈夫です」とのお答え。「たぶん」とは何なのか。不安しかないが、それでもこちらは待つしかない。数日中は憂鬱な気分で電話を待ち構えていなくてはならないようだ。



こういう登記の仕事って、普通はうちくらいの会社だと司法書士に丸投げなんですが、うちは特殊で、ぼくが全部やるスタイルです(※不動産登記だけは、不動産会社の指定司法書士を使わなくてはならない場合が多いですが)。

良くも悪くもですが上から下までぼくは何でもしますよ。これは性分なので、バカげていると言われればバカで結構です。軽輩に見られますが実際のところ軽輩です。


何か実施するときはいつも、「まず自分で出来ないか」を第一に考えます。

たとえば、何かの団体に参加しなくてはならない事情があったときには、「じゃあその団体は自分でやれないのか」というのが最初の出発点です。高価なものを購入しなくてはならないときは、自分で作れないかとか、海外にOEMで発注したら商売になるのでは、とか。


さらに具体例だと、「もう既存小説レーベルは全然ダメだ。ネット小説を経験しないと現場の実情はわからない」という場合、カクヨムや小説家になろうでぼくが書くわけがない。「じゃあ、うちの会社でやります」という発想でトークメーカーになりました。


登記もそうで、そりゃ司法書士に投げればいいんですが、結局ですね、今ぼくがやっている件では、司法書士だって書類を戻される可能性が高く、そのたびに司法書士を挟む形でぼくに様々な書類追加や修正を求められるわけです。だったら自分でやったほうがいいし、この手の書類はどうせ慣れているのだから、やりますよという話。

それにですね、こうした業務を丸投げしているだけでは、実地の空気感というのは中々わからないものなんです。いかにそのシステムが非効率か、腐敗しているか、どこをどう改善できるか、今後の日本はどのような点で立ち遅れるから自分はどのように回避しなくてはならないのか、実際に経験を積まないと本当のところはわからないと思うのですよ。ぼくが小説を書けるのも、毎日現場に居座ってのそうした経験の積み重ねがあるからです。

2018/05/29 20:42

コメントを受け付けない設定になっています。

プロフィール

こんにちは、至道流星です。

◆ブログ
http://shabelog.com/blog/shidou/

...

更新中のテーマ

完成テーマ

アーカイブ

ページトップへ