日々ログ

キリ神座談会を読んで「かがみ先生のこの性に対する圧倒的な信頼感はなんなのだろう」と思いました。


読者対象含め、いろんなことがぼやーんとして大きすぎる範囲の賞なので皆さんとまどっていらっしゃるのだなあ。でもそこに対するひとつの提案というかヒントとして、かがみ先生のこの「俺は俺の好きで信頼しているものを、まず、出すぜ。そこにキリスト教を乗せるぜ。ヒャッハー。ついてこーい。いや、だけど俺としては振り落とされる奴らがいるくらいでもかまわんのだ。いくぞー」という当人が楽しんでる娯楽感がほとばしっていてよかったな。読んでいて、にこにこしてしまった。


もともと、とても宗教に詳しくて「この機会に活字を読むのが好きで、宗教に不案内だという人たちに啓蒙したい」と思われている方たちは別として、そうじゃない層は、ここは素直に「自分の好きなものを主軸に置いて、そこに乗っけられるキリスト要素を乗っけてみよう」でいいような気もしました。つーか私なら、そうする。


だって、おもしろいものならあとでキリ神さんがフォローしてくださるということなので。


なにがおもしろいのか。おもしろいとはなにか。

という部分については、どの創作においても悩みどころですけれどね。


社運を賭けた……とおっしゃっている部分に「そうですか」とのけぞりましたけれど。


ただ、そもそも新聞というものがあまり読まれなくなってきている時代なので。

「減少している読書人口」といわれつつも、読む人は、私みたいにとにかくなんでも読むし、ひとりで何冊も月に書籍買ってたりもするしで、そういう「文字を読むのが好きだという人に、お試しであってもキリ神新聞をたまに買ってもらおう」という趣旨なのだろうし=新聞連載するもしれないというなら、そういう意味で新規開拓したいってことなのかなと受け取った=ので、読者対象として架空で想定するならば「いまキリスト教新聞を購入していない人」なのかね……。そしてそれは年齢と性別問えないわなあ。


などと考えながら、私も働かんとなー。


昨日は通院日で、病院ってとくになにもしてなくても妙に疲れるのでだらだらしていた。相変わらず「転んだら骨折する老人なみに骨がもろいので、絶対に転倒しないでね。特に尻餅がやばいからね」と言われた……。うっうっ……う゛っ……。

2017/09/14 12:47

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プロフィール

佐々木禎子(ささき ていこ)
作家。
札幌出身・東京と札幌を行ったり来たりしています。
1992年雑誌JUNE「野菜畑で会うならば」でデビュー。

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