乳がん

抗がん剤の副作用。
口内炎の話を書きましたらツイッターで「ちなみに抗がん剤治療中の口内炎ですが、母はうがい薬(リステリン)派でした。抗がん剤組の友人にも教えてあげてました。かなり楽になったみたいです」という情報をいただきました。
情報くださったY先生ありがとうございます。
というわけで、

抗がん剤治療中の口内炎にはうがい薬(リステリン)もいいみたいです!!

口内炎と、あと痒みがつらかったというご家族の体験談をY先生にいただいて思いだしました。私も痒かったことを。

私の痒みは、アレルギーによる発疹でした。

抗がん剤って血管のなかに入れるせいなのか、私の発疹は、見事なくらい右手の血管にそって真っ赤になって肩まで走り上がる感じに出ていた。
「ここに血管が走ってます」という形に発疹が出て、あとで思ったがあれは写真に撮っておけばよかったなあ。皮膚が赤く固く盛り上がる感じでジンマシン山脈が我が右手に形成されていたのだ。
痒みは、耐え難いですね。かかないようにしてても、夜になって寝てるときとかかいてしまう。治らないまま次の抗がん剤投与。そしてまたさらに発疹が増えて……。
私はもともと食物性のものも含めていくつかのアレルギーを持っているので、抗がん剤は関係なかったのかもしれない。抵抗力が弱っていて白血球値も下がってしまったから、私の身体の脆弱な部分が出てきただけかもしれないです。
しかし理由はどうでもいいのだ。痒いものは、痒い。

これどうにかならないか担当医に聞いたら「痒いのを止めるってことは抗がん剤を止めるのが一番ってことになるけど、投与したいよね」という話になって「痒いのを我慢する」ということになりました……。
一応塗り薬とか出してはくれたんだったかなあ。あまり改善はしなかった。

そしてこの痒くなる反応はその後抗がん剤を終えてからも五年間くらいずっと続いていて「注射針を入れられると」その付近が絶対にしばらく痒くなり、発疹が出続けたのでした。検査の採血の度にその周辺に発疹が出るので、薬とか、そういう問題じゃなく、私の身体がというよりもしかしたら気持ちが嫌がってたのかもしれないですね……。

私は抗がん剤の最後までどころか、終えてからまだずっと、場合によってはいまも、注射針入れられると小範囲で発疹が出ていて、結局これといった対策はとれないまま「我慢した」のですが……。
皆さんはどういう対策とられていたのでしょうね……。゜

2017/06/26 10:35

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プロフィール

佐々木禎子(ささき ていこ)
作家。
札幌出身・東京と札幌を行ったり来たりしています。
1992年雑誌JUNE「野菜畑で会うならば」でデビュー。

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