読書日記

「吾輩は猫であるが犬」沙嶋カタナ
何度か広告で出てきて、あまりにも続きが気になって、いつも利用している電子書籍ストアで見つけて購入。

110円でした。お、お安い……!

めっっっっっちゃ良かった!!(泣)

一話完結の短いお話なのに起承転結がしっかりあって、どうしようもなく悲しいはじまりからの、ちょっぴり笑えるエピソードなんかもあったりして、とにかく最高です。

飼い主に置き去りにされて悲しい末路をたどった犬が(これ、ほんとうに許しがたい……)「生まれ変わったら自由な猫になりたい」と願い、念願の仔猫として生まれ変わるお話。

この仔猫(中身は前世の犬のまま)、とにかくけなげで、何度読み返しても泣けてきます。

悲しい気持ちになりたくないので動物ものやお涙頂戴もののお話はなんとなく苦手なのですが、これはほんとうに刺さりました。好きです。

2021/09/15 09:13

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