プリンス・オブ・エジプトをアマゾンで見たよという話
出エジプト!?僕が知りたいのは旧約聖書なんだけど?というところから始まり、出エジプトは十戒まで勉強しました。ビジュアル情報を得るのと、他作品がどう演出しているのかを勉強するつもりで視聴。内容は、モーセ(赤子)がどんぶらこ~実質、紅海を渡るところまで。
冒頭で”部分的には脚色しつつ、物語の本質は描いている”と説明があり、まさに聖書翻訳の参考になる。OPの歌が凄いんだけど、以下ストーリーを中心に雑感
・モーセがバトルしたファラオは兄になるんだよな。気づかなかった。”兄が頑なに奴隷開放をしなかったのは、神がそうさせたから”というよりも”兄弟の対立”と演出するほうが視聴者的にはわかりやすい。
・モーセの声優がお下手なのは、口下手ということか。
・口が達者なアロン兄さんの見せ場が、VSファラオではなく命乞い…。登場人物の出す出さないの骨組みも、これくらいは変えていいんだなと。
・災い(神)を災い(手品?)で返すマジシャンは、本質通りなんだろうなと。
・僕が好きなヨシュアが出てこなかった…。
総じて、面白かった。ただ聖書に興味なかったら見なかった。出エジプト初見だったら、冒頭からおいてけぼりだった。知ってる人の解説つきで見るのがいいのだろう。