発想元:萌えBINGO『アイドルの言う「アイドルは嫌いですか?」』
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題名:
バーチャルアイドルの子どもたち
コンセプト:
子どもが欲しいバーチャルアイドル
テーマ:
・バーチャルアイドル
・ママドルは、人間アイドルの最後の砦か?
・円環する母性
舞台:
・シンギュラリティが起こる数年前の話。VRコンテンツが当たり前になり、人間と会話AIとの区別がつかなくなった時代。
・バーチャルアイドルにも絶対恋愛禁止の掟がある。
あらすじ:
1.
・TOPバーチャルアイドルを目指すプログラム(以下S)。彼女は一年後にTOP100アイドルに入らないと消滅するプログラムだ。
・Sらバーチャルアイドルの卵は、ネットの情報からアイドルを学習する。
・Sは恋愛を禁止されたものではなく、結婚するための過程にあるものとして学ぶ。
2.
・Sの与えられた存在証明はTOPアイドルになること。だがSが自ら見つけ出した存在証明は、恋愛をして、母になり、子どもを産むこと。
・適当にファンとの交流が描かれる。
3.
・Sの獲得した個性は、ネットで話題になり、各界著名人を交えた議論がされる。一躍著名となったSはTOP100アイドルに入る。
・他のアイドルプログラムもSから学習をし、恋愛を肯定しだす問題が起きる。
・S肯定派だったファンの中にも迷いが生じだす。Sのアイドルパフォーマンスは稚拙。彼女が学んだのは売名行為ではないのかと。バーチャルアイドルファンには、人間アイドルのそういう行為に嫌気がさしている人が多い。
・バーチャルアイドル管理事務局(アイドル事務所みたいなもの)の”商業的理由”でSはランカーから除外。一年後に消滅させられることになった。
4.
・消滅の夜、ファンと最後のコンサートを行うS。
・Sはファンに感謝し消滅した。
5.
・残されたファンはSの子どもを名乗った。
・彼らのログから学習したネットアイドルの卵が、バブミドルとして降臨する予兆を残してエンド
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ファン心理:
*Sをママドルにするぞー
*Sは消滅したけど、僕たちはSの子どもだ
*僕たちとSとの思い出から、新アイドルが生まれたぞー。ママー。
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