レイ・ブラッドベリ『万華鏡』(創元SF文庫)
ブラッドベリが自ら選んだ26編を、新訳で収めた短篇集。万華鏡、霧笛、刺青の男などの名作短篇のほか、私の大好きな連作長篇『たんぽぽのお酒』からも4話が収録されています。まさか、たんぽぽのお酒を新訳で読める日が来るなんて! 1篇読むごとに、やっぱりブラッドベリの世界は素敵だなぁとうれしくなってきます。
調べると、『華氏451度』も近年新訳で出版されており、また『火星年代記』は作者による序文等が追加された新版が出ている模様。どちらも読みたい! と、この夏はブラッドベリ熱が再燃しています。