南ノさん、こんばんは。お邪魔します。
『シュレディンガーのチョコ』とってもかわいいお話で、ラストはわたしもニヤニヤしながら読み終えました。(詩さんに「キモ!」といわれそうですw)
中学二年生というのがまた絶妙な年齢ですよね。わかる~。チョコレートひとつに一喜一憂する、こういうウブな時代あったなぁというノスタルジックな気持ちと、こそばゆさと(〃ω〃)
少女だった頃の記憶をくすぐられて、まさに「登場人物と一緒に照れ笑いしちゃう話」というテーマにぴったりのすてきなお話でした。
陽斗くんの、遠回しでちょっとキザなところも見ていてニヤニヤしちゃいますね! かわいいカップルの誕生の瞬間を覗き見できて光栄です。心とマナコが洗われるようです(キラキラ)
『読書日記』落語家エッセイの取りを飾るお話も拝読しました。
小三治師匠の勢いで突っ走るニューヨーク語学留学には度肝を抜かれましたし、「過去完了進行形」へのツッコミも「人間として許せないよー。」のくだりにも共感の笑いが込み上げました(笑)
そして打って変わって、戦後の食糧難時代の「玉子かけ御飯」のお話。
かつて「一杯のかけそば」というお話もありましたが、高度成長期を経て、裕福であったはずのこの日本に於いても、生活保護すら受けられずに餓死するひとがいるという現実。
三者三様による「戦争」の悲惨さ、その愚かさを、今、この時代にあらためて伝えてくれる「言葉の力」と、それらを取り上げてくださった南ノさんの想いに、非常に胸を打たれました。
心に響くすばらしいエッセイをありがとうございます。