桐乃さんの『バーサーカーにおまかせ!』と中国の「王者栄耀」
桐乃さんの『バーサーカーにおまかせ!』第2話、拝読しました。
下の方で↓↓「桐乃さんとるるせさんの専門家同士のやり取りを拝読(盗み読み)したところ、専門用語が飛び交うおふたりの会話が難しかった」などと書いてしまいましたが、先ほど桐乃さんの連載第2話を拝読し、なんとなーくですが、ちょっとわかったような気がした南ノであります。
というのは、実は最近、友人から「中国ドラマ史上、最高の恋愛ドラマはこれよ!」と教えられて観た「你是我的榮耀」(You Are My Glory)に出てくるゲームに似ているのです。
ドラマの中に、中国が開発した現実のゲーム「王者栄耀」が出てきます。主人公の男性はばりばりの理系で、人口衛星の開発者なのですが、このゲームの達人でもあるという設定なのです。
「王者栄耀」には、中国神話の妲己や嫦娥、歴史上の人物としては項羽や劉邦、それから三国志の英雄たちが入り乱れるのですが、そのゲームシーンが、桐乃さんがエッセイで描かれた「FGO」と重なりました。
ゲーム内容が少しわかった気がしたことで、桐乃さんのエッセイがより一層楽しめたような気がします(*^^*)
「〇〇〇〇〇〇で殴っておけばなんとかなる」という言葉がユーモラスで好きです!
さて、ついでなのでドラマ「你是我的榮耀」の話をさせていただくと(確かに面白かったです!)、主役を演じた楊洋(ヤンヤン)さん、現在、中華圏最高のイケメンの一人と言われています。
ただ、日本では不思議なくらい、知名度が低いんですよね…
ロシア語通訳として知られた米原万里さんが、エッセイの中で、「ロシアに留学して帰ったばかりの時は吉永小百合さんのどこがきれいなのかさっぱりわからなかったが、日本に住むようになると、その美しさがわかるようになった」という意味(言葉は正確ではありません)のことを書かれていたのを読んだ記憶があるのですが、国によって、美男・美女の基準ってかなり変わるということなんですね。
実は私も、以前は楊洋さんを見ても、あまりピンとこなかったのですが、最近ようやく、「かっこいい!」と思うようになりました。
逆に、日本の横浜流星さんとかのかっこよさというのが、よくわからない南ノです(汗)
美意識って、環境の影響をすごく受けるものなんですよね……
私が楊洋さんのドラマに初めてはまったのは、実は「你是我的榮耀」が最初ではなく、noteの推し短歌でも書いた「且試天下」という時代劇でした。
「你是我的榮耀」の方は日本では放送・配信されていないのですが、「且試天下」の方は「黒豊と白夕~天下を守る恋人たち」というタイトルで日本でも配信されていたそうです(最近知りました)
日本語字幕付き予告はこちら↓↓
https://youtu.be/q_4VF4R7PxA?si=8IeX4yaOJM-tbVTU
アクションあり、恋愛あり、殺人事件の推理あり、政治的陰謀あり…というとても面白いドラマなのですが、日本ではたぶん、あんまり話題にならなかったんだろうと思いますね……
不思議です。