プラモデルとイラスト
3Dイラスト作ってる人はよく分かると思うけど、プラモデルは完成形だけでなく制作過程(質感やパーツ分割、可動構造など)から凄く参考になる。
――で、本日バンダイ様が新技術のお披露目をしたんだけど、まさに目から鱗だったわ。
http://bandai-hobby.net/site/liveview/
基本的に3Dデータそのものをそのまま完成形として落とし込む場合、テクスチャで誤魔化しデータの軽量化しつつリアルな完成度を求めるけど、私の3Dデータの使用目的は2Dイラストに落とし込む前の素材データ。
だからテクスチャに頼らず、それこそプラモデルのように成形色だけで表現することが多い。
その上から2Dペイントツールでシチュエーションに合わせた着色を行う。
今回これは使える!と思ったのが、このプラモデルの肌表現技法。
この考え方は色々応用できると思う。もちろん2Dでも。
まぁすでに当たり前のように使ってるプロも居るだろうけど、独学な私は如何にリッチな絵を効率的に量産出来るかを考えてるので凄く参考になった。
例えば行き詰まってた『未来革命のマーメイドブルー』の波表現。
当たり前だけど波は塊でありながら流動するもの。
ゆえにタイムライン的に離れたシチュエーションでは素材を使いまわせるけど、動きのある同じシーンで使いまわすのは難しい。
それこそ一枚一枚描かなきゃいけないので、3Dデータを使うこと考えてなかったんだけど、この技術を応用すれば色んな表情の波を瞬時に作れそうだと思った。
あとクリーチャー系もね。
メカのような硬いものだけでなく、形が変わるもの、柔らかいものなどの表現に色々応用出来そう。
まぁ何をしようとしてるのかイマイチ分かりにくい、ただの独り言。