日々ログ

その小説の始まり方に嫉妬した。古川日出夫。三島由紀夫賞取ったりしている。東京の八重洲ブックセンターでなんとなく意味もなく手にとって購入。なんとサイン本だった。サイン本だから買ったわけじゃない。なんとなく古川って名前に、名前の響きに興味が湧いたっていうか、本当になんとなく、意味もなく。主人公はマユシー。誰が「俺」なのか想像もできないまま物語は進んでゆく。やっぱり嫉妬。自分のやりたいことを、やってしまっている。悔しい。現役バリバリの上司に嫉妬する新人みたいな気分。何様なんだよって自分にツッコミ入れたくなる。酸っぱい自分の虚栄心。みっともない。みっともないって誰に対して?そりゃ自分に対して、情けないと思うんだ。進む方法が見えなくなった。小説ってすごい力を持っている。人間一人を救える、または追い立てることを易々する。なんだこのやろー上等だ。私は私の道をゆく。関係ねー。

でも本当いうと死にたい病は治ってない。私のいたるところから溢れる死への欲求は消えてくれない。自分が小さな生き物で(微生物だ)地球にとって意味のない生き物で、そんなこと考えていると死にたくなる。

2023/01/13 10:14

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