日々ログ

ツイッターに流した宣伝文転載「嘘つき曲馬団」
自身のおつむに自惚れきった少年と、金の巻き毛とカイゼル髭で〈嘘をつく〉団長との丁々発止の【第弐幕】!


憂いを払い謎へと向かう少年の前に、うら若き大女が〈夫〉にまたがり立ちはだかる。切って落とすは【第参幕】!


無力なり! 少年の自慢の弁は、三ツ首道化の嬌声に破れる。こんにゃく問答【第肆幕】!


次なる演者は、幼き人猫のキャット兄弟。猫語の解らぬ少年に、団長が通訳を申し出た。紫電一閃【第伍幕】!


少年は征く! 己の足で、己の意思でと疑いもせず。〈果て〉で待つのは見えない刃! 細工は流流【第陸幕】!


さて、お立ち会い! 物語はいよいよ佳境へ。終演を確信した少年を待ち受けていたのは団長の――急転直下の【第捌幕】!

※【第柒幕】は欠番です


御覧あれ! 青空に舞う紙吹雪を。それを縫うように翻る、ドキドキと光る五本のナイフを。仲良し〈家族〉があの街へと帰ってきた! いよいよ【終幕】! 


『嘘つき曲馬団』をお楽しみくださいました皆々様! 昨夜で幕は閉じましたが、まだお名残惜しく思ってくださるお方には特別に! 特別にこちら〈楽屋裏〉へとご案内いたしましょう――

2018/08/09 21:30

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黒実操(くろみみさお) 略称クロミミ

一次創作、オリジナル専門にお話を書いています。
怪奇だったり謎々だったりするお話や、
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