とにかく今は、ひたすら、読み直しですよ。誤字、脱字なんかもありますしね。それを確認しつつ、お二人の活躍も見直す、という感じで。７月に入ったことですし、なるべく早めに公開したい、とは考えていますが。

……暎蓮様は、何かご希望はありますか？

まあね……。

話を、元に戻そう。

……推敲は、どんな感じで進みそう？

俺と扇様が、そっくり？

……そ、そう……。

……は、ははは……。

え？

……そ、そう？

ふうん、そういうもの？

……って、あれ？お姫様、なに笑っているの？

わかった、それはもういい。

じゃあ、例えば、一週間、とか、数日あけて公開、とかいうのは、基本、ないんだね？

わかった、その話はあんたに任せる。

……でも、大丈夫かなあ？読者様は、ちゃんとついてきてくださるかなあ？

それもありかな、と。

大体、公開の時の手続きっていうのが結構

……いたの……。

相変わらず、神出鬼没だねえ。

……で？本人的には、どうやって公開しようと思っているの？

あ、ああ。そうだったね。

今、淳虎さんは、原稿の読み直しをしているんだっけ？

（む、無理してるなあ……）

……は、ははは……。あ、ありがとう、気を遣ってくれて……。

そ、それは……。

俺の『術』が未熟なせいで、いっぱい歩かせてしまって、ごめんね、お姫様。

いやー、やっとエピローグまでたどり着いたね、お姫様。

……長かった！