はたして第何章まで続くのかはわかりませんが、それなりに終わりに向かって動いているようですので、読者の皆様、待っていてくださいね。

そのために、淳虎さんの尻は、俺が力を込めて、蹴飛ばしておきます。

それでは、またこの『小部屋』でお会いしましょう！

え、暎蓮様、厳しい……。

これから、ちゃんと、考えますよ。何とか、頭を絞って。

そ、そうしてください……。

ああ、もう、本当に、この虎と話していると頭痛がしてくる……。

……あんた！もう、帰って、書いてきてくださいよ！今、第十三章でしょう。

まだ、全部言ってませんよ。

だけどまあ、『清廉潔白』じゃない挿話は、作品上、どうしても必要な時だけ、に限らせていただきますから、ご安心を。しかも、嫌悪感のなるべく少ない形で。

わー！

お姫様、聞いちゃだめ！

淳虎さん、そんな単語はお姫様の前で使わないでよ！

そ、それが正解だと思う。

何よりも、『清廉潔白』だけは、何とか守ってほしい……。

わー！

……いい、いい。……聞きたくない。刺激が強すぎる！

そ、そう？

なんか、恥ずかしいことばっかりなんだけど、今回……。

……まあね……。

だけど、小声で訊くけど、二度目の戦い、本当にあの技、使うの？

い、いえ、なにも。

……彪君、でも、君は痛い目に遭った分、いい目にも遭ったみたいじゃないですか、今回も。

……あんたのせいでしょうが、まったく……。

俺は、肉弾戦は苦手だって、言っているでしょう。