彪と暎蓮の他愛ない会話 その4 ~彪君の趣味~

最後は必ず、幸せになれるお話を、おとどけしますので、どうか、お待ちくださいね。

それでは、ごきげんよう。

2018/06/16 15:19

読者の皆様、今日は暗い話ですみません。過去と未来を示唆する話です。

でも。

2018/06/16 15:18

はい。

……ご一緒に。

2018/06/16 15:17

うん、そうだね。


……なんだか、今日はしんみりしちゃったね。ごめんよ。

さて、帰ろうか、お姫様。

2018/06/16 15:16

祈りましょう、『天帝』様に。

私たちの望みがかなうように。

2018/06/16 15:16

そうできると、いいけどね。

2018/06/16 15:15

彪様……。

そういってくださると、うれしいです。

私たち、これからも、仲間として、仲良く、ずっといっしょにいましょうね。

2018/06/16 15:14

やっぱり、『術』の練丹かな、……それ以外の能がないみたいだよ。


ああ、でも。

お姫様や扇様、王音姐さんやナイトさんと話す機会が増えたのだけはうれしいよ。

今は結構、満足してる。毎日が、楽しいんだ。

2018/06/16 15:12

申し訳ありません、余計なことを……。


で、では、王宮勤務になった今は、いかがですか?

2018/06/16 15:11

幸いにして、俺には、『巫覡』という技術職があったからね、そこまではひどくなかった。

だけど、この話は、……よそう。

2018/06/16 15:10

……まあ……。痛々しいお話です。

街での生活というのも、大変なことがたくさんあるのですね。

彪様も、ご苦労なさったのですか?

2018/06/16 15:08

『賭け』自体はすごく他愛もないことなんだよ。

街の、同じくらいの年ごろの子が何人か集まって、街を見て、

「あそこの店に入っていったおじさんがどのくらいで出てくるか」とか、

「雨上がりの通りを通るあのおばあさんが、水たまりですっ転ぶかどうか」とか。


だけど、それを、お金を賭けてやるんだ。

街の子供には、お金に困っている子も結構いてね。この遊びが、生活費の足しになっていることも、あるんだ。


まあ、でも、こう言っちゃあなんだけど、それは、この国の先代の王時代の話で、王様が扇様になってからは、治安が抜群に良くなって、街の生活も豊かになったんだよ。

それは、俺が、休日に実際に街に出て、見ているから知っていることなんだけれど。


だけど、『賭け事』はすでに遊びの一部になっているからね、この慣習はなかなか消えなさそうだね。

2018/06/16 15:02

『賭け事』?……それは、どのような『賭け』なのですか?

2018/06/16 15:02

う、うん。


……じゃ、じゃあ、いうけど。例えば、『賭け事』とか……。

2018/06/16 15:01

差支えなければ、教えて下さいませんか。

2018/06/16 15:00

……言っても、いいのかなあ?お姫様にこんなこと……。

2018/06/16 14:47

まあ、どんなことをなさって?

2018/06/16 14:46

いわゆる、『友達』ってやつね。


うん。『友達』と話すときか、……何を話していたっけ??

う~ん、話すというよりは、遊んでいたのかな。

2018/06/16 11:01

王宮でお仕事をなさっているからでは?


例えば、街で、同じ年頃の方とお話になるときは、楽しいこともあるのでは?

そういったことに焦点を当ててみてはいかがでしょう。

2018/06/16 11:00

……う~ん……。『趣味』ねえ……。

月並みだけど、『術』の練丹、かなあ。仕事とかぶっちゃうけど。


俺は、例えば、扇様みたいに、「あれもこれもやってみよう」って性格じゃないんだよね。好奇心がないのかなあ?

2018/06/16 10:58

彪様。今回は、彪様のご趣味ついての会話だそうです。

彪様はなにがお好きか、教えていただけますか。

2018/06/16 10:57

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