『常に真面目』で面白みがない主人公で、悪かったね。

まあ、それはともかく！

隙あらばさぼろうとする淳虎さんの尻を蹴り飛ばして、作品を書かせますので、皆様、ご心配なく。

公開まで、もう少しお待ちください。

宜しくお願いします！

それでは、またこの『小部屋』でお会いしましょう！

まあ、言い訳は、後日、新作が発表された時にしていただきましょうか。

読者の皆様！

『五彩の虎の冒険』の主人公である扇賢様は、格好悪いけれど実はいい男という、王道のヒーローを書いたつもりです！常に真面目な彪君とは大違いですね。

でも、その辺りを楽しんでいただければ、幸いです！

彪君の新作も、書き進めていますので、どうか、お待ちください。

宜しくお願いします！

後ろめたいっていうか……お姫様を泣かせたことがね……。

あとは扇様に託すしかないじゃない。だから、つい……。

はい、ストーップ！そこまでです。

王音様のお話は、また後日にしていただきます。今日は扇賢様をほめまくっていましたが、彪君、なにか後ろめたいことがあるからでしょう？

うん。俺もそう思う。

そういえば、王音姐さんも……

まあ、それも、あの動きやすい服装のおかげってことだと思うよ。

武術の稽古着や武闘服の時なんかも、格好いいけどね。

『冠が重い』、とか、『暑い』とか、いちいちうるさいよね。

ついでに言うなら……似合ってない、あはは。

そうだと思うよ。それと、あと動きやすさね。

俺は長衣派だけど、走るときなんかは、脚に衣が絡まって、やっぱり動きにくい。だから、宮廷にいるとき着ているものが、時々煩わしくなるよ。

あの人は、闘いが多い人だから、動きやすさをとっているんじゃないのかなあ。

ここが金持ちで頭に来るところなんだけれど、古着とはいっても、あれ、結構な値打ちのついている、ほぼ新品なんだよ。庶民の、富裕層の着る服なわけ。

寸法は、やっぱり直してもらって着ているみたいだよ。悔しいけど、脚が長いからね、あの人。

今日は、扇様の着ているものについてお話します！

……大体、あの人は、公務の時以外は、庶民と同じ服装だよね。あれ、街の古着屋とかで買ってきているんだよ。お姫様、知っていた？