そうなのですよ。彪くんシリーズの展開も、困りものですが、ナイトさんが、『そろそろ自分も出たい』、と直訴してくるんです、まったく……。
ああ、扇賢様がご主役の、『ナイト様初登場』のお話か、彪様ご主演の『大冒険4』の、どちらを先に出すか、をお悩みなのでしたね。
そうなのです。ですが、それがまだ、まとまっていないので、今のところは、文章を整える程度の改稿しかできないのですよ、『1』と『2』と『3』については。しかも、次に公開する作品を、どうするかも決めていませんし。
『今後の設定次第だ』、と言っていたよね。なんか、一度、収まりかけた『大冒険』の設定が、また新たなキーワードをもとに、新たなる展開を考えられそうになっている、とかなんとか、ごちゃごちゃ考えてなかったっけ?
でも、淳虎さん、あれらの作品は、あれで一応、『内容はもう出し切ってしまった』とおっしゃっていませんでしたか。もし、改稿するようなら、
大体はうまくいったと思うのですが、新たなる『展開』を期待して、読み直しをしてくださった方々には、内容を変えていないものですから、申し訳なく思っております。
ふうん。『言い訳』って言えば『言い訳』だけど、あんたの言ってることも、一理あるね。で、その目論見は、うまくいったの?
はい。それを理由に、わたくしの小説自体を『手にとりにくい』とお思いになるお方も、いらっしゃるかと、思いまして。ですから、わたくしはあえて。
例えば、お休み前に、一章だけ読みたい、というような方には、大変に感じるでしょうね。
ああ、『1』も『3』も、長かったものね。ネットで読んでくださる方々には、確かに面倒だよ、途中で読むのをやめて、また途中から読み始めるのが。
ご意見が来たからですよ。直接。『プロローグが長すぎて、読むのが面倒くさい』と!!
そもそも、内容を変えてないのに、何であんなことをしたわけ?
……はいー……。
『お姫様との大冒険1』と『3』の、序章の章分けについてですわね。
『言い訳』を、したいわけ?淳虎さん。

と、いうわけで、皆様、また、お気軽にお目を通して頂けると嬉しく思います。

今後もよろしくお願いします!

わたくしも、彪君を抱えて、この辺で失礼いたします……。

ごきげんよう。

は、はい!

皆様、取り乱してしまって申し訳ありません。今回は、この辺で失礼させていただきます。『お姫様との大冒険4』は、今現在、鋭意、作成中です。今後の展開は、第何作までつづくか、まだ起承転結が見えきっていないので、淳虎さんがお書きになれるだけ書かれるそうです。相変わらず、地味な活動ですが、お気が向いたら、少しでもお目を通して頂けると幸いです。今後も何卒宜しくお願いいたします。

……それでは、また、作中と、この小部屋でお会いしましょう。

ごきげんよう。

作中人物たちが、勝手に混乱してしまったので、今回はこの辺で終わりになりそうです。皆様、申し訳ありません。……暎蓮様、落ち着いて、終わりのごあいさつと、今後の方針予告を。
そ、そんなの、ひどいです。……彪様!彪様!……起きてください!彪様!
仕方ないですよー。なにせ、もう作者であるわたくしの手を超えている存在ですからね、あなた方は。
え?え?……この状況は、私のせいだとおっしゃるのですか、淳虎さんは!
いかん……。彪君、仰向けに気絶してます。刺激が強すぎたみたいですな。暎蓮様、彼にはもう少し、控えめな表現をしてあげたほうが、いいかもしれませんよ。
彪様!?どうされたのですか!?
わたくしもそう思ったんですけれどね。だけどあれ以上は未来の彪君が……って、彪君?どうしたんですか?
わかりました……。それで、ですね、淳虎さん。私から彪様へのお手紙のことなのですけれど、もうちょっと、熱い想いに変更できませんか。あれじゃ、言葉足らずです、私の想いには。
わたくしはあくまでも『虎』なので、よくわかりませんなー。まあ、でも、そういうことなんじゃないですか、彪君だって一応、殿方ですよ、暎蓮様。……ここは、優しさを持って、訊かないで差し上げて下さい。
そうですか……?そういうものなのですか、淳虎さん?
お、お姫様。……男には、色々と、女の人に聞いてほしくない出来事が、日々、あるものなんだよ。そ、その辺を、……察してほしいな。
……お二人とも、なんだか、挙動不審です。私に言えないお話でもあるのですか、彪様?
あんたは黙ってて!
ですからね、今、暎蓮様の
彪様、すごいお汗。……一体どうされたのですか?
わー!……なんでもないよ、お姫様。この話は、よそう。
ああ、暎蓮様、今ちょうど『新……
お話なさっているのなら、私もお仲間に入れてください。
い、いや、別に。
な、なんでもないよ、お姫様。……危なかった、禁断の台詞を口にするところだった……。
彪様?どうされたのですか。
あら、お二人でなんのお話ですか?
『彪』で、俺が、自分が言っていた通り、俺は永遠にこの『こ
ですが、あの後また彪君は幸せに戻る、というつもりで書いたのですよ、あれ。大体、彪君は『巫覡』なんですから、あくまでも『清廉』でいてくれないと。
もうちょっと、どうにかならなかったの、あれ?とどめを刺された気分だよ、俺は。……ため息も出るよ!
ああ、あれ、もうお読みになったのですか。暎蓮様のことを書きたい、と、以前から申し上げていたではないですか。
あんたの、あの『新作』だよ!あれを読んだら、つくづく自分が報われなくて……。
な、なんです?わたくしがなにをしたと……。
……それをあんたに言われるのか。この、さえない状況を作っているあんた本人に!
ため息なんてついちゃって、どうしたんです、彪君?

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