インターミッション⓷ ラスト 26/*。
人間はなぜ観念過程に入るのだろうか?。
観念というこの奇怪な憑きものは、いったいどこからやってくるのだろうか?...。これがかの書の出だし。
観念過程とは[思索/思想/構想]のこと。
KKは、これが憑きもののごとくであったと告白しているに等しい。
まずは、タイトルがテロルの現象学であること、
かってKKは先鋭的なマルクス主義者であったこと、
論考の課題が、連合赤軍事件の総括を目的とされていることを
言い添えておかなくてはならないて…。
片や、自分としての構想は単純。
本当の敵が如何な存在であるかを知らしめんとするもの。
黙示録で、海から上がってくる獣は共産主義連合。
背後でこれに影響しているのは間違いなくサタン…。
といった
妄想を繰り広げたいだけ!。
龍は自分の力と位と大いなる権威とを、この獣に与えた。(13:2)
龍がその権威を獣に与えたので、人々は龍を拝む。(13:4)
彼は、聖徒に戦いをいどんでこれに勝つことを許され、
さらに、すべての部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。(13:7)
地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、
その名を世の初めからしるされていない者はみな、この獣を拝むであろう。(13:8)
神界を起点としたフローが階層構造の宇宙を創造した。
これが一番しっくりくる。自然に、妥当に思われる/感じられる。
もう体験からも、これ以外ありえない。
これを上下をひっくり返して、倒錯させて、理論付けしたのがマルクス。
これは内容を精査するまでもなく分かってしまう。
嘘、偽り、詭弁、屁理屈、妄想虚構の理論、その巣窟としか思えない。
だがその伝染性には目を見張るものがある。
なので、よけいおぞましいものと思えてしょうがない。
だって悪霊からのインスピレーションが伴っているんだもん。
主の加護なくしては、阻みようがないものなのかもしれない。
日常に退屈している、暇を持て余した人間たちにとっては…。
〈続く〉
年を経た蛇がアレに霊感を与えている。思想なれどカリスマ的な魅力を宿す訳さ。
対抗する善としての勢力は、これに負けるよう運命付けられている。
嘘、偽り、暴力、金。有効なる手段であれば彼らは何でも使えるわけだから。
しかし、ほんと〜の最後には...。