インターミッション⓷ ラスト 20/*。
Re: ユダヤ・モデル。
改めて再掲:
「人類皆にとっての元型とすべく一つの民族が選ばれた。』 *(私見)
当然その時点での地球上における人類のグループは他にも多く存在している。
比ぶれば、そちらの方が圧倒的に多数であったであろう。
決定的な違いとして他は神の意義を未だ知らぬ/悟れぬ人間達でなければならない。
不明瞭ではあるが本能的に畏怖すべき超自然の存在があることはなんとなく察している。
観念としての、幻想としての、神のイメージはある。
それを偶像に投影し拝んでいる。迷妄なるがゆえに人身/動物の供儀が有効だと信じている。
一つだけとされたのには理由がある。
人類の代表としての役割を持たせる為。
これをモデルもしくは元型と呼ぶ。
それは程々の規模の民族単位でなければならない。
他のグループとの間で軋轢が重要とされたから。
その選びし民を[練り/鍛える]為に。
基本パターンとして窮地に陥らせるがある。
勢力争いとして人事の限りを尽くした努力の後に[絶望/窮地]が用意される。
これは自身の限界をよく悟り、心の底からの、本当に、心の底からの、神への
[信頼/信仰]が獲得されるようにと。(これも慈悲なのだ)
よくよく吟味された上で、神は彼等の祈りに応えられる。助けを/救済を行う。
簡単に言えば「縄張り争い」が主題なのだ。
これが他グループとの相互関係/軋轢を引き起こすための[原因/原動力]。
動物次元では、ごく当たり前のこと。本能に基づく動物のする行動でしかない。
植物でさえ日光戦争を行っているではないか!。
結果、負けた方は奴隷となり自由を失う。
そして上下関係、優遇されるべき側/冷遇されてしまう側に分かれる。
格差を暗に前提とした階級制度が育まれる。
*更に下段の純本能的な扱いでは喰われたり/生贄の対象とされたりがある。
相互間においてダイナミックな栄枯盛衰が演出される。
これによって神との関わりのある選ばれた民族は練られ/鍛えられる。
だたし民族を構成する『全員が』ではない。
これは当然の話し。
80 対 20 の法則が有効になる。
乱暴なことを言えば80%はただのボンクラでしかない。
そうであってこそ 20 が際だって奮闘することになるんだ...。
20における最優秀代表選手はヨハネになる。
残りの80がイエスの死刑を声高に求め/成し遂げた心頑なな人々。
そんな彼らは現状には決して満足はしてはいなかったと思う。
しかし余りに神聖そのもの、神聖本体であると自らを宣うイエスを、
彼らは決して認めることはできなかった。
「預言者は故郷では受け入れられない」現状を変革する、支配の当事者を替えるのは、自分たち自身でないと困るのだ。
自分たちが自分たちの中から選んだ人間でなければならない。
自分に与せぬ権威を勝手に振りかざされても決して受け入れることなどできはしない。
よく分からんルートで、多段階一挙すっ飛ばしなど許されようわけがない。
否定せざる得なかったのだ。渾身の己が意地を持って!。
よくある話しだとボクは思ふ…。「概知、概知、概知」。
〈続く〉
動物性としてのプログラムが呪いなのだ。
産めよ増やせよ、この地を支配せよが祝福の言葉として初めにある。
だがこれはどっかで変更になってしまったのかも知れない。
道を外れたが故に...。