インターミッション⓷ ラスト 14/*。
グルジェフの教えた格言の一つにこんなのがある。
「自分自身をあてはめて他人を判断すれば、めったに間違わない。」(前田樹子=訳)
原文では…。
『Judge everyone by yourself and you will be rarely mistaken in people.』
両方を踏まえた上で不足なく諄く説明すると:
周りの評判、つまりは人から聞いた話や身にそぐわない理屈は一旦棚上げにして、
自分自身の率直で素直な印象をもって人は評価しなさいよっと…。
相手に対しての評価とは自分が[感じ/思う]こと。
これの背景には自身が実際に[経験/体験]を通して獲得した理解がある。
この理解が深く正しければ、評価は妥当なるものとして行えるはずである。
返って分かりずらくなっちゃたかもね…メンゴ。
んで、ここからユダヤ人に関しての推論を披露していく訳だが...。
でも明日以降にする。
〈続く〉
*最後の『 you will be rarely mistaken in people.』が問題。
真っ当に和訳すれば、『素直に印象を語れるなら、皆があなたを間違うことはない』になる。
最初のがポイントを外した、間違った、穿った意訳なのかもしれない。
であったとしても、これはこれで立派な格言の一つだと思ふw。