創作論

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友人が言っていた「タイトルと俳句の親和性」について。

タイトルを俳句のように付けると良い、という話があり、たしかにそうだと感覚的に共感をしたのでそれを分解してみる。
最近はテレビでもゴールデンタイムに俳句の講評などが行われてそこそこ知識がある人も増えた印象。
俳句とは五七五調の季語のあるもの、というルールで詠われる定型詩だ。

五-七句が日本語として音読リズムが良いというのは有名なので、タイトルに「リズム」という要素が必要ということであるとは思う。
また、季語はすなわち現代でいうところの「パワーワード」だろう。これでどういう季節=ジャンルかが示唆されるとも言える。

更に踏み込んで考える。
俳句の講評でよく言われることに、「曖昧な表現はNG」「具体的な音や情景が想像ができるものがよい」という物がある。
これはつまり「具体的に何が起こるか想像できる」という点があるだろう。
そのタイトルを読んだだけで、「ああこんな話なのかな」と情景が浮かぶのが強いタイトルだと思われる。
逆にぼんやりとした表現――「きらめく」とか「彩り」とか――はあまり良くないと言える。「すーぱーすごい面白ストーリー!」なんてタイトル、誰も読もうと思わないですよね。

私は俳句に対して門外漢なのでこれ以上言えることはないが、つまり俳人=スーパーコピーライター……の資質があるのではないだろうか?

2017/10/22 10:34

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