>伏線やギミックを入れるとしても一つに絞ったものを

明快に「何々をする話」とかは、他人にアピールをしやすいんですよね。

更にそれが魅力的なものなら、伝わりやすいし、タイトルや表紙も思い浮かぶ。

要所を理解し、絞り、簡略化するという作業は大切な感じがしますね。


>共通認識

まさしくその通りで、なろうなんかはそこらへんを圧縮してるから手軽なんですよね。

そういう新たなジャンルを作るという先駆者になるようなものは、理想的な話なのかもしれません。


>津軽弁

わはそっだでもねぇけど、つぇやづだばしかへでもらねば、なもわがねもんな。

(私はそうでもないですが、強い人の場合は教えてもらわないと、何にも理解できませんもんね)

2017/11/18 20:58

・やる気を出すコツは「脳がやらない理由を考え出す前に動くこと」

創作論っていうか精神論だけども。
要はやろうと思ったら5秒以内にやれというもの。
その理由が「脳がやらない理由を考え出すと、もうどうやってもやる気は勝てないので、その前にやりましょう」というもの。
思い当たる節がありまくって面白かった。

そうなんだよなあ、やろうと思っていることに対して、やらない理由を探し出す状態って、すごいアド損なんだよなあ。やろうと思ってなきゃ別にいいんだけど。

「やる気」が出ない時に5秒で動き出す方法 4K メル・ロビンスの5秒の法則

2017/11/27 03:32

>やる気を出すコツ

アドレス間違ってる!!

2017/11/27 23:16

ファンタジーモンスター索引


なろうファンタジーを書くにあたって、共通認識が強い物順に並べた。(やや適当)

なぜ知名度が重要かと言うと、そもそもなろう異世界ファンタジーはシェアワールドとして読者の負荷を減らすために作られている為。

ムシュフシュと言われてもその造詣を各個人が思い浮かべることは困難だが、これに書いてある上位の内容であれば「だいたい想像ができる」ということ。

更に言えば、簡単に想像ができるからこそ擬人化だとかは容易に説明しやすくなる。

たとえば「グランガチ(アボリジニの民話の怪物)の擬人化なんですよ!」といってもさっぱりイメージできないが、「ドラゴンの擬人化なんです!」といえばだいたいわかってしまう。

つまり説明不要で読者負荷が低い、ライトノベルとして使いやすい順番とも言える。

2017/11/28 11:41

こんにちは。

モンスター索引拝見しましたので少しだけ。


リッチの名称使用はアウトかセーフか良く分からんので、大事をとるなら作品使用は控えた方が良いかも?


場合によっては土下座エ門です。


知らないところでセーフ確定してたらすいません。


ググってみたけど、多分グレーのまま?

2017/11/28 17:46

>ファンタジーモンスター索引


先生!

たぶんこういうのはコラボでやると有志が勝手に内容書き込んでくれるし、正しいか正しくないかの議論も含めて見識を広めるのに便利だと思います!

管理がめんどくさくなければ……ですが。


あとフェアリー、クラーケン、マーメイドなんかもメジャーだと思います!


リッチはホビットの扱いに近い感じがしますね。

ホビットと違ってこれだけ散々使われても文句言われないので、セーフなイメージがありますが。

2017/11/28 17:59

碧さん、ありがとうございます。

リッチはOK っぽい?


コラボにしたら面白いですよね。是非やってみたい。


ただ、かなりの確率で結構揉めると思います。

年代によって知識の元ネタばらばらですからね、きっと。

2017/11/28 20:51

議論する場所と、整理して公開する場所に分けるとか?


管理が死ぬほど大変そうですけど

2017/11/28 21:03

>ファンタジーモンスター索引


コラボいいですね〜。

各々の知識を統合して1つの項目を作るWikipedia型じゃなくて、


「ドラゴン(1)」

「ドラゴン(2)」


「ゴブリン(1)」

「ゴブリン(2)」

「ゴブリン(3)」


というふうにして、複数の人が同じ項目について書き込めるようにしたらどうでしょう?


「共通認識」が何かを考えるなら、まさに「共通の認識が探せる場所」として色んな人の見解が載せられる場所があるのはちょうどいいかも……弊害ももちろんあるでしょうが。

2017/11/28 21:33

あと、「ファンタジー小説についての座談会」というのも企画中だそうです。


書き手さんの「こういうのが聞きたい」という質問も募集しているみたいなので、始まったら色々聞けそうな予感。

2017/11/28 21:51

>リッチ

そういえばなんか権利関係が怪しいとか聞いたような……!

別に訴えられるとかはないと思いますが、利便性のために消しておこう。


ホビットは有名ですねぇ。

まあ危うきには近寄らず、というか表現を変えればいろいろできそうですし、特に拘る必要もありませんね。


>管理

そうなんですよねーーー。揉めそうなのが目に見えている……。

たとえばデュラハンなんかは「デュラララ!!」や「亜人ちゃんは語りたい」なんかでもメイン張ってるんですよね。でもそこにドラゴンほどの存在強度はない、と私は判断していますが、そこはやっぱり主観によるものでもありますし、もっと極端な話を言えば海外で居住経験があったりしても違うのかもしれない。

ワイバーンなんかもドラゴンの亜種だったりして、ではそこに切り分けを入れるのか、入れるべきだ、入れないべきだ……と論争が起きそうなところです。

主旨として「異世界ファンタジー書いてる時に登場させるの、何にしようかな~。今回はマイナーじゃなくてある程度有名なヤツにしたいんだけどなぁ~」って思った時にパッと見れる目次が欲しかったんですよね。マイナーなヤツは各自で調べればいいので。


Wikiみたいに利用するならコラボの方が絶対いいんですが、ちょっと悩ましいところです。


>フェアリー、クラーケン、マーメイド

ありがとうございます、追加しときまーす!

2017/11/28 23:26

ネットサーフィンしてて出てきたもの


グールはあれのおかげで、それなりに有名な気がする

あとエンジェルは、知名度自体はかなり高いがモンスターになるかは微妙



……リャナンシーはものすごくマイナーっぽい

2017/11/29 00:30

モンスターのジャンルをわかりやすくざっくりやるなら……


ちょっと昔のコンシュマーゲームのRPGで、モンスターが色違いで出て来るやつ、そのグループを一つとしてカウントするとざっくり分けられると思います。


幽霊系だとリッチ、ワイト、ゴースト、レイス……等々。この中で一番メジャーなやつをピックアップするといいのではないかしら。


とにかく大カテゴリーになる種族で、って考えれば公約数的なものが出て来るんじゃないかと。で、大カテゴリーが出来ないヤツはマイナーか、魔王みたいに一体だけのヤツなんかかなと。


カテゴリー分けされてるけど、メガテン系は逆にピックアップするのが難しいかもしれない。(知識がないとアレなヤツ)

2017/11/29 00:36

>やる気
URLなおしておきました!

>モンスター辞典
イイネ!

2017/11/29 04:30

というわけでここで分析した事柄を元に、なろう新作を連載開始してみました。

うーん、上位行けるかな……。

ランキングに入るとアクセス数が段違いになるので、何とか日刊ランキングに入りたいところ

2017/12/08 20:15

https://bodoge.hoobby.net/columns/00015

・スパ帝さん(Civがめちゃめちゃ上手い人)のアナログゲー創作論。かなりなろう小説に通じる部分があった。

「小さく」「完璧な」ゲームを作ろう、という言葉を掲げていらっしゃいますが、なぜですか?


>最も効率的に経験を得るには、大きなプロジェクトを1つ終えるよりも小さなプロジェクトを多数完成させることです。1つ1つを丁寧に仕上げ、代価を取って販売し、感想を聞くことで技能の向上に繋がります。

特に、やったらだめなパターンがどんどんわかってきます。たとえば、他のカードの能力をコピーするっていうカードは相当慎重に作らないといけないと思います。コピー能力を入れることによって、他の強力なカードが入れられないとか、全体のデザインを拘束してくることになります。

より優れたもの、質の高いものを作りたいと思っています。うまくなっていくと、無駄なものが削ぎ落とされていくのです。忍者が庭に植える麻の如く記憶の中で年々美しくなる名作を超える為に励んでいます。



これ実になろうだなと思った。

人気がでなかったのは技術が低くてダメなんじゃなくて、NGパターンをやってるからダメって話。

要はPDCAサイクルを回すって話なんだけど、質の高いものは無駄なものが削ぎ落とされている状態と定義しているのは面白い。

つまり、PDCAサイクルを回すとは、やったらダメなNGパターンを学習していくってことだな。

「初心者が創作を上達するにはどうすればよいか」の問の普遍的な回答でもある気がする。

小さく初めて、さっさと失敗して、やったらダメなパターンを学習していくことが、上達であると。




最初にルールを作りますか?


>はい。フレーバーを先に作ってしまうとデザイン上の制約が生まれてしまうので、どうしても手足をしばられた状態で戦わないといけなくなります。

メカニクスがいったんできた状態だとテーマを見つけるのはそんなに難しくはありません。最悪アブストラクトでも構いません。ルールは作り直すことも多く歩留まり※の悪い工程なので、先にやったほうが無駄は少ないのです。


※歩留まり:投入した量に対して得られる生産物の比率



これも実になろうだなと思った。

メカニクスをタイトルとあらすじ、フレーバーを本文とキャラに置き換えるとさ、まさにさ。

キャラから入ると失敗する理論、よおく分かるぜ……。

そしてタイトルとあらすじさえ練られているなら、そこにテーマ(書くべきもの)が見つかるという話も、なにかこう、励まされるものを感じるな。

テーマから入る必要はないんだな。

2017/12/09 21:48

・「普通に面白い」を脱却する題材を見つける方法とは?


「読んだら面白い」「普通に面白い」では小説家としては失格なんだろうな、とは最近思っています。

なぜなら、「一般購買層は読む前に買う」から。

つまりタイトルやあらすじを含め「パッケージによるアピールで顧客を獲得する必要がある」わけです。

そしてこれはいくつかやっていた気付きですが、タイトルなどで内容をアピールするためには、そもそも「題材が興味を惹く内容である必要がある」ということを考えています。


これは「新奇性3既存7」ぐらいの比率を新木先生はオススメしていましたが、そのような「既存+新奇性の組み合わせ」という点に作品の「オリジナリティ」があると思うのです。

よって「普通に面白い」を脱却するには、「新3:旧7の融合」というオリジナリティを出した題材選びが重要だとは思っています。


ではそれはどのような物が良いかというと、これも新木先生の談ですが「読者が『これが欲しかった』と思う物」ということなのだとは思います。

ではそのやり方としては常に市場の動向を探り読者の嗜好を類推するのが良い……となるわけですが、果たしてそれが「普通に面白い」を脱却するアイデアの出し方なのだろうか? とは少々を首を傾げているのが最近の自分です。


それはあくまでも市場に嫌われない既存性7の保証をする方向なのでは……? と思っています。

「人々を惹きつけるような目新しい題材」、これはどこからとっかかりを持って探れば良いのだろうか。


これをセンスだとかの感情論ではなく、論理として説明できたときに「面白さ」という新たなステージを開拓できるような気がするのです。

受け手として、題材・キャッチコピーが提示されたときに一つ感じるのは「それが自分向けかどうか」というところはあるのかと思います。

自分にとって興味ない題材は、カテゴリエラーとなってしまう。

よって「親しみの持ちやすさ」というのも、一点の評価の基軸になっているような気がします。

ただ「自分向けかどうか」の判断基準に「オリジナリティが見えるか」というのも内包されている気がするので、うーん難しい。

2017/12/14 21:38

「ここは今から倫理です」考察1

ここは今から倫理です」が面白いと話題になったので、その面白さを友人と分析した。

そこから得られた知見をまとめる。


【結論】

・主人公に「現代の価値観」を反映させると、共感しやすいキャラクターとなる

・キャラ付けで最も重要なのは「キャラクターコンセプトをまとめ、簡潔に明示する『セリフ』」


【経緯】

まずこの作品の、話の流れを追った。

ビッチJKが先生に恋→主人公拒否&その解説→JK更生しようと勉強する→不良仲間に乱暴される→主人公が止めに入る→JK感謝しつつ〆

という王道どころか陳腐に片足突っ込んでいるような展開である。

しかしまったく陳腐さは感じず、むしろ新鮮で面白い。

そしてその面白さの中核には、主人公の先生の存在がある。

これはつまり「主人公のキャラクターがカッコイイ」というのが、この物語の基軸ということである。


つぎにキャラクターを分析する。

それぞれのコマを分析し、明確に既存作品との違いを決定付けるコマを相談した。

そこで共通の見解に至ったのが、主人公がヒロインに「”教養”がない」と言い切る場面のコマ。

ここでは主人公がビッチJKがいかに魅力がないかを語る場面となっており、それにより彼女のプライドを刺激して改心させる伏線となっている。

ではどうしてその言葉が、我々に突き刺さったのか?

それについて討論したとき、そのセリフが「我々の価値観に合致した」という点があげらえた。

これこそ座談会で新木先生が言っていた「そうそうそれを俺たちは待ってたんだよ!」という印象でもあったと思える。


この作品を一冊分読むと、主人公がどんなキャラクターなのかが見えてくる。

主人公は生徒に暴力を振るわない、丁寧語で語りかけ、生徒の為だとしても女生徒には一切触れない。

それは良くも悪くも、現代の標準的な「正しさ」なのである。

これこそ現代社会の我々が求める「正しい先生」であり、つまりはこの人「現代の倫理観を擬人化したようなキャラクター」なのである。


だからこそこのキャラクターは、既存のキャラクターたちと一線を画している。

なぜならこれまでに存在するキャラクターは、過去の時代の倫理観を反映しているキャラクターだから。

GTOや金八先生なんかと比較すれば、その違いがよくわかると思う。

あの時代はあれが正義だったし、共感された。

だが今は、こっちのキャラクターの方が正義で、共感されるだろう。

※補足:もちろん人々の根底には根源的欲求があるし、因果応報を望む欲求もある。いくら法治国家であれ、私刑を行いたいという欲求があるのは当然、というかむしろ抑圧されるからこそ欲求は増大するかもしれない。デスノートなんかがまさにその時代感を反映したお話だろう。


そこで「時流を読むということ」というお話になる。

奇しくも、以前創作クエスチョンでも出した「時流を読むこととは?」という議題に対して、この作品は明確なアンサーになっていた。

時流というのは、(流行や最新のニュースなどもあるが)「価値観を反映させること」にその本質があると思われる。

これはどういうことかというと、時代時代の主人公というのは、その時代の価値観を反映させているということだ。

わかりやすいところでいえば、ジョジョの各部の主人公だろうか。連載時期の読者の価値観に沿っていると言えよう。承太郎は、現代の主人公としては硬派過ぎるのかもしれない。


現代の価値観を反映させた主人公にしてその価値観に共感しやすくすると、その作品はどうなるのか?

それは、現代を生きる読者の為の作品になる。現代を生きる読者に「これはあなた向けの作品ですよ」と宣言しているのだ。

そしてそれは前述したように、既存の作品への明確なアンチテーゼにもなっている。

なぜなら既存のキャラクターというのはこれまでの社会の価値観を反映して作られているので、新たな価値観はそれまでの価値観を持つキャラクターを否定するのである。

「この有名作品はこんなこと言ってるけど、俺はこう思うんだよなぁ」というのを作品で表現できたとき、読者は「そうそう! これだよ!これを待ってた!」という感情を感じるのだと思う。


個人的な感想ではあるが、銀魂が出たときに(というか空知英秋先生の読み切りがジャンプに掲載されたときに)この作品と似たような感情を抱いたことを思い出した。


続く。

2017/12/15 11:50

「ここは今から倫理です」考察2

続いた


「じゃあ現代の価値観を反映させたら良キャラになるのかよ?」

と言われたら、決してそんなことはない。

なぜならこの作者の演出力が、このキャラクターを活かしているからだ。


なので次に「我々がこんな魅力的なキャラクターを作るにはどうしたらいいのか?」という考えで話を進めた。

そこで印象の深い演出をされているコマを抜き出していくと、そこに共通項として「短く言い切る」「その発言がキャラクターの本質を示している」という共通点が見えた。

これはつまり、「読者に向けて表現したいことを、いかにわかりやすく伝えられるか」ということに尽きると思う。


どういうことかというと、表現したいキャラクターのコンセプトを「簡潔に伝える」という技術こそが、「キャラクターを魅力的に見せる」に繋がるのではないかという仮説である。


これはトークメーカーを設立した至道先生の言説だったと思うのだが、セリフというものが小説において大きな存在である……ということだと思われる。(トークメーカーにセリフランキングがあるのは、その視点があったからのはず)

つまり「一語のセリフにキャラクターの本質を込め、そのキャラクターの魅力を表現する」という手法が、そのキャラクターを魅力的に表現するためのテクニックであるということだ。


以上が「ここは今から倫理です」を考察した結果である。




あと、冒頭にJKセックスはやっぱり導入として強い……。

こういうのも技術ですね……。

2017/12/15 12:46

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滝口流です。滝口、たきぐち等という名前で活動している事もあります。
Twitter @TakigutiR

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