はじめに!

──僕の名前は椿三由。

ウェルフィーリリーフ」という生活RPGゲームを作っている。

だがゲームを作っているある日の事、PCに吸い込まれた僕は

ウェルフィー大陸というゲームの中の世界に入り込んでしまった!


しょうがないので、ウェルフィー大陸で自給自足ライフを始める事にした。

だけどウェルフィー語は学ぶ事がいっぱいだし、前途多難だなぁ…。

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最初の、今後の方針
──どうやら、僕は普通の背丈にエルフ耳、黄色人種という中途半端な姿で召喚されてしまったらしい。ウェルフィー大陸のエルフ耳の種族は本来、水色の肌小人であるはずなんだ。


 それより、今後の方針を決めなくちゃね。

とりあえず、以前から計画していた「コットンの栽培」をしてみようと思う。

吸い込まれる前に考えていた計画の一部は、ウェルフィー大陸に持ってくる事が出来たみたいなので、ウェルフィー大陸に本来無いはずのコットンも栽培できるみたいだ。


元の世界に戻れたら、コットン実装してみようかな?

コットンの栽培に必要なもの
化学肥料を使わない、大地に優しい栽培方法。

いわゆるオーガニックコットンってやつなんだけど、それをしてみようと思う。


というか、ウェルフィー大陸に化学肥料が無いだけなんだけどね。


土は弱酸性のようだから、まずアルカリ性にしてくれる石灰が必要だ。さらに有機肥料として鶏糞も必要だろう。ニワトリはウェルフィー大陸に居たはず、売っている店が無いか探してみよう。


──コットン栽培予定地を下見していると、全く手のつけられていない土地があった。ここは自由に使って良さそうだ。草が積んであり、いつか処分する草だったらしい。

予想通り、草の下は土に還元されていた。自然な腐葉土が既に出来上がっていたんだ。栄養分は、今のところ問題無さそうだから あとは……虫の発生を抑えるだけかな?


虫の発生を抑えるのに効果的なのは唐辛子やニンニク。残念ながらウェルフィーには該当する植物が無かったので、刺激的な草を探してそれで代用する事にした。


だいたい必要な物は分かった。あとは、適切な季節の春まで待つだけだ。

長いなぁ…。

挨拶と母音!
簡単な挨拶から覚えていこう。

Haeはつまり、こんにちはって意味なんだけど ただ「はえー」って言ってるわけじゃないんだ。aはそのままエーと発音し、eはイーと発音する。

他にも母音の読み方が違うのはいくつもある。

u…ユー i…アイ

じゃあ普通のウとかの発音はどうするかって?それはギリシャ文字のような母音を使うよ。α…ア ι…イ υ…ウ

それを踏まえてHaeを発音すると、「ヘイ!」だね。


ヘイ、地球の皆さん!僕は元気だよ。

どれにも当てはまらない種族
エテス・タスという町。ここはウェルフィー大陸の首都だが、どこかのどかな感じで、どこか淋しげな町だ。(ちなみに、最初に転送された場所はここエテス・タスだ)


何気なく散歩をしていると、通りかかったおばさんに声をかけられた。

「あら、あなたどこの種族の人?小人じゃなさそうね」

そう言われるのも仕方ない、今この姿はどの種族にも当てはまらないのだから。

とりあえず、軽く会釈して通り過ぎたけど、やっぱり目立つかな…。


そうだ、ここの人たちはカタカナの人名なのだから、カタカナで名乗らないと。

ツバキでいいか。何の種族でもない、やたらとウェルフィーに詳しいツバキという謎の人物。どこかの組織に目をつけられても知らないからな、もう。

挨拶:元気ですか?
──僕が何回もコットン栽培予定地を見ていると、ウェルフィー語で話しかけてくる人がいる。「Ee mu luk?


これは直訳すると「あなたは元気ですか?」と言っている。

一般的には「調子はどう?」と訳される、一種の挨拶とも言える。英語で一番近い言葉は「How are you?」だけど、ウェルフィー語にそれは無い。

どっちかというと「Are you fine?」の文法に近いんだ。


muは「あなた」、eeは助詞の「は」で、lukは「元気」を意味する。

とりあえず、「Mim luk.」と返しておいた。MimはMi(私)em(は)の略称だ。


それにしても、Howに色んな意味を持たせるから英語の習得がややこしくなるんじゃないかな……。

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「ウェルフィーリリーフというゲームを作っていると、突如ゲームの中ウェルフィー大陸に来てしまった、作者の椿三由。しょうがないのでウェルフィーで自給自足ライフを始める事にした!」という設定でお送りします。

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