乳がん

抗がん剤の毛問題。
まだあるのかよ、毛。あるよ。

まつげがまばらになりました。髪だけではなくまつげもちょいハゲに。
ただ、全部なくなると「つけまつげ」も乗せられないらしいですが、半分とか三分の一ならば「つけまつげ」で対処できます。
女性は化粧ができていいなと、もともと薄い眉毛を描いて、つけまつげをくっつけながら思ってましたよ。
あともともとド近眼なので眼鏡を普段かけていて、ときどきコンタクト対応だったのが、抗がん剤のときはずっと眼鏡でした。まつげがないととたんになにか違和感があるのですよ……顔がぼやーっとしますね。もともとぼやーっとした顔なのに、さらに。
その後、抜けたまつげははえてきたが「以前より短い」そして印象としては「以前よりまばら」です。いまだに。それまで、まつげのことなんて考えて生きてなかったので、勝手に「まばらになった」と後付けで思い込んでいる可能性も少し。だが、短くなったのはたしかです。昔はまつげは美容部員の人に「長いのね」と言われる程度には長かったのですが、いまは、そんなこともなくむしろ短い。

毛という毛に若干の不自由を感じるようになって、もとから私はハゲに優しい気持ちを抱いてましたが、よりいっそう「ハゲはハゲでいいじゃないか。世間はハゲに冷たすぎるのではないか」と思うようになりました。

そして未確認事項。
下の話題です。でもまじめです。
過去にブログでとある人が「下の毛がなくなったことにより排尿の角度が微妙にずれるため、いつもの位置ので便座に座ると便座が汚れる」と書いていらした。
最初はどうして便座や便器の普段普段とは違う箇所がよごれるのか謎で「抗がん剤って身体のバランスまで崩して、中心点がずれるとか」みたいに考えていたその人が、ある日いきついた結論が「無毛になったから、いままで迸りのラインを形成したり、押さえていたりしたのがなくなって、おもむくままの放尿になったからだ」という結論にいたり「毛、すごい」と、便座に座るポジションを意識して変更したという話だったような気がします。思いだして探してみたけど見つらなくて、もしかしたらもっと違うニュアンスかも。ただ毛のせいだという結論は確かである。

眉毛ないと汗がどどんと目に入るし、下の毛も相応になにかの仕事をしているのだろうと思って感心した。

また明日は抗がん剤の副作用ではないけれど、毛の話を。
毛……。
すみません、しょーもない話が続くよ。

2017/06/20 10:18

ハゲたあとに伸びてくる髪はチリチリしている。
生えてきた新しい髪は、チリチリしていたり、ふわふわしていたりするのだ。

抗がん剤の副作用でハゲることだけを考えていた私は「生えてくる」ことまで想像していなかった。脱毛しきった皆さんのブログは多いのだけれど、半ハゲになった私のようなタイプの方のその後の髪型について言及されているブログは見つけられずにいたし、私自身、そこは気にしていなかった。

が。

ランダムに抜けた毛が、ランダムに生えてきて、さらにその髪がチリチリもしくはふわふわ……。

意図しなかった思いもよらぬ髪型に自分の髪が変換していくのを目の当たりにして絶句。

短い毛と長い毛とチリチリとふわふわと普通のとが私の頭に咲き乱れ(咲いてないけど)ワイルドな荒野って感じのなにかが頭頂世界で繰り広げられるのをただずーっと見続けていた。
抗がん剤が終わって、薬が抜けていってからが、頭頂部世界荒野と真剣に向き合う時間です。

昔なつかしいロッドスチュアートのパイナップル的な頭とか、あとはウルフカット的なものとか、しようと思ったことのなかった髪型にどんどん変換していくし、生えてきてしまうとウィッグで隠すのも蒸れて暑いのを我慢する気もなくなるしで「妙にロックだ」「なんかパンクだ」とそのときどきの髪型を眺めて過ごしました。

ところで抗がん剤の種類によっては、投与時に、冷やすことでその箇所の細胞的なものを守って副作用を低くするみたいな考えもあるようです。
冷やすとよけいに麻痺みたいなのが出てしまうタイプの抗がん剤もあるので、種類に応じてですが。
頭頂部に冷やしてくれる帽子みたいなマットみたいなのをのせて抗がん剤投与されていた方の記事を昔に読みました。それでもタキサン系は絶対に脱毛しますが、もしかしたら私のCMFだったら、そういう対策をとったら半分まではハゲなかったのかもしれないです。そもそもCMFはそんなに脱毛がないという定説なので、私が、けっこう抜ける個体だったのだろう。

まだもう少し、副作用の話は続けますね。
そのあとで投与期間とかサイクルについて、書きます。

2017/06/19 08:57

抗がん剤の副作用。
CMF療法です。

タキサン系の抗がん剤はとにかくすべて脱毛するのですがCMFは「ちょっと~そこそこ抜ける」=三分の二~二分の一ハゲになります。

全員がそうなのかは不明で個体差かもしれない。
ただ私は実感として三分の二~二分の一ハゲの時期を過ごしました。
頭頂部が薄くなってしまいヤバイ感じでした。

抜けはじめたのは一週間めくらいからだと思うのですが(シャンプーのときに強く感じる。え、こんなに抜けてくのと)見た目で実感しはじめたのは一ヶ月目からですね。
タキサン系の脱毛も一週間から十日くらいでごそっと抜けるらしいです。

対策のひとつとして髪を短くする人が多いですね。脱毛のショック度をやわらげるために。
私は長いままでした。
理由は「短い毛が寝て起きたときに枕にたくさんついているのは好きではない」「いっそ長い髪のほうが掃除しやすいのではないか」と考えたからです。

当時、私は掃除機のない生活をしていた。
2DKだと、札幌での一軒家生活とは違い、掃除機に必要性をあまり感じなかったので、箒と雑巾とモップで掃除をしていた。
それで短い髪の毛が散らばるのを掃除するより長いほうがいいなあと考えたのでした。

半脱でこれだけならタキサン系の全脱はえらいことだなあと思います。



「抜けないわけではない」という事前の下調べで、一応、ウィッグを事前に用意した。
しかしこのとき私は予算をケチったのだ。
ウィッグって高いんですよ。
いいウィッグは高いんですよ!!

「一時的に使用するだけなんだろうし安いウィッグでもいいのでは」と思って通販購入した結果…………。

私は一時的にめちゃくちゃ若作りの茶髪のロングで水商売風味の見た目で外出することになりました。

髪型がここまで印象をかえるとは。
髪型が違うと着る服も化粧も変えないとチグハグになり、ウィッグにあう服を着ると、すごい勢いで若作りになるという……。
自分でも痛々しい見た目に。
しかし「もういいよ。打ち合わせ以外で人と会わないし」と。

毎日、人と会う仕事じゃないんで、そこはぶん投げてしまった。

ウィッグつけて、そのウィッグをゆるめにまとめ髪にして、ヘアピンなども駆使して横の髪を留めたりなんだりして、着用と、全体のニュアンスその他の違和感を押さえる技をかなり後半で覚えました。
でもそこに至るまでは……あー……って感じでした。


もし次があるなら高いウィッグを素直にかいます。
そして以降、私は癌に罹患して私に「なにが必要なの」と聞いてくれた私と同年代の友人たちに「ウィッグは事前にちゃんと、試着(?)して似合って、自分の手持ちの服と合致するものを買うといいよ」と言い続けたのだった……。

重宝したのはウィッグをまとめる髪留めとかゴムとかヘアビン。
それから夏場は医療用ガーゼ(安い)を自分の頭にあわせて切ったやつを四角く畳んで、汗止めと滑りどめにしてウィッグ下につけてました。
カツラは暑いね……。

髪型って顔の額縁なんだなーと思った!




2017/06/18 11:00

ここまで毎回のように「治療方法は確定されているのだが、それでもやっぱり人それぞれの治療の流れなのが乳がんの治療です」というようなことを書いてますが。

本当にそれしかなくて。

大多数の場合は「手術→抗がん剤→必要なら放射線」もしくは「抗がん剤→手術→必要なら放射線」なのですが、私は「手術→放射線→抗がん剤」になりました。
癌細胞が取りきれなかったから。
抗がん剤より先にあきらかにとりきれてない胸まわりを放射線で叩きましょうということに。

本当にもう「順列・組み合わせ」でしょう?
ひとりひとり違っていて、でも大本の治療方針は固定されているので、ゲームみたいで楽しいといえば楽しいが、考えるの面倒な人には「どーでもいいからとにかく治療してくれー、がーーーーーーーっ」となるかもね……。

とにかく私の場合は術後、体力が戻ってすぐに放射線だったのですが……。

「順番は違ったんだよー」という今日の日記を差し挟み、明日からまた抗がん剤の副作用とその対策をまず書いていきますね。

そして、私の主治医は私に選択肢を与える主治医で「どうしますか」と聞く人で。
それがいいのか、悪いのかは、よくわからないです。
全身病なだけに、とにかく長いことその医者とつきあうことになり、私も考えたら六年間、いや、検査から考えるとそろそろ七年間、その医者と会いつづけているわけで。
医者の性格や話し方との相性というのも、確実にあるのが、悩ましいところです。

私はうちの医者のドSっぽいところと、とでもおおざっぱなところが気に入ってます!!

2017/06/17 11:38

乳がんのステージ分類と5年生存率

早期に発見して治療し再発を予防すれば十年生存率は90%をこえます。
大切なのは早くに見つけてきちんと治療をすることだと思います。

私は早期だけれど治療フル盛りになりましたが、早期だったということもあり抗がん剤が選べました。選択の自由。つーてもふたつにひとつだけども。

TAC療法

 ドセタキセル

 アドリアマイシン

 シクロホスファミド

 

CMF療法

 シクロホスファミド

 メトトレキサート

 フルオロウラシル

このどちらか。
両方、標準治療ですがTACのほうがいまのスタンダードで「効果が高い」とされています。

対してCMFは少し古い療法です。副作用がマイルドなので体力がなくてQOL(クォリティ オブ ライフ)を下げたくない人が選択することが多いらしいです。



ところで抗がん剤って、別に、がん細胞にだけ効果があるわけじゃないんだよね。
がん細胞は、正常細胞がどういう理由かどんどん細胞分裂して増えていき、分裂の周期が早いのです。なので「分裂の周期が早い」細胞にダメージを与える薬を投与しているのです。だから、脱毛などの副作用は「毛髪は細胞の分裂周期が比較的早い」ため、抗がん剤のアタックを癌細胞と共に受けてダメージを受けてしまう……そういう副作用つーか効果つーかみたいな、で。
同じに卵巣も、早い周期で分裂して、古い細胞に置き換わる部分なため、抗がん剤でかなりのダメージを受けます。


それで、検索しているうちに



・ステージが低く、初期

・ホルモンタイプ陽性




の乳がん治療においては、TACよりCMFのほうが再発リスクを下げているというエビデンスという記載を見つけました。

当時、見つけたけど、もういまどこにいったか検索しても見つけられず。もともと英文だった記憶があるので(普段は英語なんぞ読まない。読めない。ましてや医療系なんて!)いまとなっては再検索は私には無理だね。あのときちゃんと調べたんだねと過去の自分に驚く。

CMF療法だと年齢的な問題もあるが私の年代ですとほとんどが閉経しちゃうんです。
私がそのとき四十歳以上。四十代だと80~95%がCMFで閉経します。
卵巣に攻撃して破壊する抗がん剤の副作用のため。三十歳未満でも19%。三十代が30%~40%。
TAC療法ですと四十歳以上でも60%くらいみたいですね。三十代だと13%。
CMFのほうが卵巣へのダメージが大きいっぽい。

それで「ステージが低い初期」の「ホルモンタイプ陽性」の人にはタキソテール系の抗がん剤よりCMF療法のほうが再発リスクを低くしているというデータになったのではと考えました。
抗がん剤の副作用で閉経。閉経したら体内の女性ホルモン低くなる。そこにさらに抗ホルモン剤を体内に入れる。
鉄壁の治療効果のような。気が。した。
のでそうした。
医師に相談したけど「どうだかね~」みたいな話だったけど調べた内容を信じてみたよ。私は。


六年経過しても再発もしていなし、私にはよかったのかなと思ってます。

もう妊娠しようと思う年代ではなかったのと、閉経に対してそこまでこだわりがなかったからの選択だったが、抗がん剤で無理やり閉経したことによる「少し早くきた重度の更年期障害」でそこから数年苦しむことになりました。
でもまあ、自分の選択だから、どうしようもないですね。

数年で「さらに実は」とか「もっとよくきく薬が」で、癌治療薬と治療法が進んでいくので私が検索したり、やったりした治療も、数年後には「遅れた療法」になってる可能性は高いので「こういうのが、あったよ」という報告です。


あとリンパ転移あるときはホルモン陽性でもタキソテールのほうがいいような気がします。というかきっとリンパ転移あると医師にはタキソテール勧められるんじゃないかな……。


TAC療法の弊害は調べた範囲と友人を見ていると副作用がきついこと。費用が高いこと。完全脱毛。
CMF療法の弊害は体験して副作用は普通(あとでまた書きます)。費用は比較してみて安い。半分脱毛。髪の毛が半ハゲになった。半ハゲはそれはそれで困りました……。

2017/06/16 07:24

乳がんになって、見やすくてためになったサイトのひとつはこちらです。

乳がん治療のフローチャート

昨日と重複する部分がありますが私の場合は

腫瘍二センチ以下

リンパ転移ナシ

ホルモン陽性

ハーツー陰性

がん細胞グレードⅢ


切断面陽性(三度切ったが、胸筋ぎりぎりまで切断しても陰性にならなかったため、切断をあきらめ胸の下の部分は「焼いて」処理に留めています)

脈管浸潤あり

この後ろふたつの「切断面陽性」と「脈管湿潤あり」に「グレードⅢの悪い顔つきの癌細胞」が加わったことで、私は、放射線・抗がん剤・抗ホルモン剤というフルコースになりました。

切断面については切り取った部分の切断箇所に癌細胞があるか、ないか、ですね。本来「綺麗に取りました」がいいことなので、断面は陰性になるように手術します。なので腫瘍本体よりもう少しだけ大きめに切り取るんですよね。手術で。それでも切断面にまだ癌細胞が残ってるってことは、身体に癌細胞が残っているっていうことだからね。



脈管は、血管とか乳管とかに癌細胞が入ってるかどうかですね。ここに入ってるとリンパ転移と同じに、すでに血管や乳管を伝わって全身に癌細胞が微少転移している可能性が高くなります。

微少なので、初期の段階では発見できないが、長い年月を経て大きく育ち、再発するかもしれない可能性があるよってことです。


乳がんは全身病なのです。


乳房に癌が見つかった段階で、目に見えない小さな細胞が、全身のどこかに転移していること(微小転移)がある。
そのため「手術」でしこりを切るだけで治療が終わるわけではないのです。


私の身体にいた「しこりちゃん」は、しこりとしての形はなくなってしまったけれど「小さな癌細胞」として子どものようなものを私の体内に根強く残していた。

そんなわけで私は癌細胞に「キャン子」と名付けた。
キャンサーだから。
あと綺麗で顔つきが悪いし女性に多い乳がんの癌細胞だから女性かなーと思って。

(なんでも名前をつけようとする)

ああ……長くなってしまったので抗がん剤についてはまた明日以降に。
ステージについても書いてないや……。


2017/06/15 12:16

「あなたの癌は悪い顔つきをしています」

医者が言った。

癌に顔があるんだ……。
悪い顔つきしてるんだ……。

聞いた瞬間、笑いました。
癌細胞についてのこの特有の言い回し、最初に言い出したのどなたなんでしょう。いい顔とはなにか。悪い顔とはなにか。癌細胞の顔はどこか。スケッチとか描いて見せてくれよ!


乳がんのタイプはいくつもの基準があり、すべてを聞くと「順列組み合わせの問題」みたいになるのでなにもわからず聞くと「?」で頭がいっぱいになります。


・ステージ
・クラス
・グレード
・タイプ

ざっくりと私が理解したこと。

ステージというのは、癌の広がりとか進行度を現すものです。
こちらはまた明日にでも……。

クラスは細胞の異型度を定めて正常細胞から区分していくもの。



 1 クラスI 異型細胞のないもの

 2 クラスII 異型細胞は存在するが、悪性ではないもの(良性腫瘍とかかね

 3 クラスIII 疑わしい細胞が存在するが、悪性と断定できない

 4 クラスIV 悪性細胞の可能性が強い
               ↓
 5 クラスV 確実に悪性であるもの

クラスVだと癌です。
このあたり医療従事者にはわかることなんでしょうけど「3と4はいるのか?」「良性と悪性だけでいいんじゃないのか?」と素人は疑問を抱いた。私が診断くだされたときは「5」だったので即時では迷わなかったけど。
後日、友人たちが惑っていた。子宮癌検診などで……。
この4と3で「要観察」みたいに言われる人たちは「観察してていいのか」「どういうことなのか」悩むよね……。4は手術するのだろうけれど3のときの要観察って「観察してていいのですか……」っていろいろと謎なんですけど…………。
でも観察してた結果「悪性細胞が消えました」って言われたりしているので、観察してていいんだろう……。いまだによくわからん……。

グレードは「癌の顔つき」です。笑。
どんな顔なんだよっ。と脳内でつっこみつつ。

がんの顔つきが意味するものとは

ざっくりいうと「転移・再発のしやすい」やつが悪い顔している。



 1 グレード1:おとなしいがん細胞 (おとなしい顔つき)



 2 グレード2:中間(ふつうの顔つき)



 3 グレード3:転移しやすいがん細胞( 悪い顔つき)

書いてみてやっぱり「顔があるのか」と脱力するし、ちょっとにっこりしちゃうんだけどね。


そしてタイプ


ホルモン が陽性かどうか
Her2 が陽性かどうか


ホルモン陽性というのは、癌細胞が女性ホルモンを餌にして増えていくタイプのもののことを言います。患者の体内の女性ホルモンを断ち切るような治療をすることで餌をなくし、癌細胞の増加を防ぎます。考え方によるけれどホルモン陽性だと「女性ホルモンを減らして断食に追い込んで死滅させる」という治療が有効なので、いいよね。と、私は思っている。治療方法があるのは、いいよ。

Her2は、そもそもは「たんぱく質」の種類らしい。乳癌のなかで、癌細胞が過剰にHer2たんぱく質を生産するというタイプがあり、そのHer2たんぱく質のせいで予後が悪くなっていて、かつてはとてもたちの悪い癌タイプと思われていたのですが、劇的に聞く抗がん剤ハーセプチンが出たので、いまはそんなこともないです。ハーセプチンよかった。医療の進歩素晴らしい。

私の場合は
・クラス5(癌)
・グレード3
・ホルモン陽性
・her2(ハーツーと読むね)陰性

ちなみにステージは明日また説明するけれど、私のステージは「I期」でかなり初期の発見です。
検査しにいって、早くに見つけた。
知ってる人からすると「えー、I期ならたいしたことないじゃん」なステージです。

普通このステージならこんなにいろいろ治療しないで手術しただけで、せいぜいホルモン治療くらいなんだけど、全盛りになった理由はまた明日にでも。

という感じに「やたらいろいろあって、ちょっと違うと治療も違うので、なってみないとわからない!!」というのが乳がんですが

だが、とにかく

早期発見したらあっさり終わるのでみんな検査にいこうね!

2017/06/14 10:55

あ、付け足し。

私は温存手術だよ。三分の一くらい残ってる。
全摘ではないです。

ついでにいまやっと気づいたけどこの日記のカテゴリはどちらかというと「健康・医療」ですかね。カテエラだね。ちゃんと見てからやれよー私はーいろいろとーあー。
となって変更してきた。ボチボチやりますわー。

2017/06/13 10:47

そんなわけで手術です。
普通は手術一回で終わるんですが、私は一回で取りきれなくて追加手術があって二回入退院してます。
これって標準ではないのでだいたいの人の参考にはならない。
と、思う。たぶん。
何回も出たり入ったりは金銭的にも肉体的にも面倒くさいことなので、手術なんて一回で終わることを祈るよ! そっちのほうが標準だよー。

でもまれに「一回でがん細胞がとりきれないこともあるんだ。へー」って思って「そんなこともあるんだね」で私の記録を読んどいてください。

とにかく日帰り手術も含めると私は三回胸を切り、それでも「断面陽性」(切断した箇所にがん細胞がある=がん細胞を手術ですべて取り切れていない)で「筋肉とかの、取ってしまうと困るところは取れないから、これ以上は削れないぎりぎりまで削って、それでも取り切れなかったので、後は焼いておいたから」とあとで言われました。

「焼くってなにしたんですか」

って聞いて、答えてもらったはずなのだがもう覚えてない。メモしとけばよかったが、あまり覚えてないってことは私にとっては「へー」程度の、あまりときめかない方法だったんだろう……。

アロハの医者がガスバーナーで私の身体の内側をジュージューしている光景が脳裏に浮かんだけどそういうのではなかったことだけは確かだ!

で、入院で誰もが確実に重宝するのであろうものが

前開きブラジャー

だと思います。
「胸がほぼなくなるんだからブラジャーいらないのでは」という友だちもいたんだけど、傷口がこすれて痛いので布地一枚をあてて保護するためにブラジャーあったほうがいいと思う。けっこう痛い。むきだしだと。
あと私は左だけだったので右の乳はそのままだからブラがないと右は右でこすれて邪魔でしたので。

同じ手術をしても、しばらく痛くて手があがらない人もいるようなので(私は比較的すぐに手があがったのでそうでもなかった)前開きのブラとパジャマが一番いいと思うな。
やってみないと自分がどれくらいの時間で回復するかわかんないので。

他に入院で重宝したのが「使い捨て保湿と美白の美容パック」ですかね。どうしてか、入院中は、やたら肌の手入れをして過ごしていた。病室は乾燥してるってのもあるのでたくさんの美容マスクを持って入院し、お肌をつるつるふくふくにして退院帰宅しましたよ。


そして話が前後してしまいますが、だいたいがリンパ転移を調べるのもかねてリンパ郭清をするので、術後以降「ワイヤー金属の入ってるブラジャー使用禁止」になります。

私は術後の一年間くらいはずっと前開きブラを使い、使い倒すくらいにけっこうボロボロにしたので、前開きブラは二枚買っといていいと思うなあ。たぶん一枚は用意するようにと病院側から指示があるように思うけれど。
そこからユニクロのブラトップなどに移行してますが、その後、どのブラにするかは好みですし、胸の残り度とかいろいろありますもんね。

今日はブラジャー連打の日記だな……。

ところで。
自分が乳がんになってブログを検索していたときに「あまりにも乳がんについてのブログが人それぞれすぎる」と混乱したのですが。

なってみて、わかった。
あまりにも「人それぞれ」だということが!
この、自分の乳がんの記録を、うろ覚えなながらもブログとして残しておこうと思ったのも

「自分の身の回りの人たちも、私も、乳がんの過程や術後の様子などがそれぞれすぎた」
「互いに必要なものもけっこうまちまちだった」
「治療方針もステージや細胞によってばらばらなので最初のうちはなにを基準にして考えるのかもよくわからない」

ということと

「必要な情報をたくさん書いてくれた人のブログが途切れてしまう怖さ」

とのミックスからです。

抗がん剤のこととかね、ウィッグとかさ、私にとって、とてもわかりやすかったり有効だったりの最新の情報を、ときにおもしろく笑えるブログを書いてくださっていた人たちの記事が突然消えることがあった。
元気になって日常生活を書く記事の比率が増えていき、だんだん乳がんの記事が消えていって……でブログがふわっと消えていくのならそれはいいのです。
そうじゃなくて闘病しててオンタイムでふいに消えることがあるのですよね。

私の友だち(やはり乳がんで医師に「余命、一ヶ月」と言われてからもう十年以上生きていて、しかも治療のあいまに資格をとって、いまはある職場の責任者としてバリバリ働いている。そう、余命なんて、案外、あてにならないものですよ!)が医師に厳しい宣告をされた直後に「友人とかさ、元気づけようとか勇気づけようとしてだろうけど、ネットで情報調べたり、闘病してる人のブログ読むといいんじゃないって私に言うんだ。でもさ、途切れるブログ見たら、勇気が萎むんだ。だってそれってその人、闘病して、がんばりつづけて、それでいまはもう『ここにいなくなった』っていうしるしだもん。抗がん剤についてとか詳しく調べてる人のそういうの、見たくないもん」って言っててさ。

それ聞いたら、友だちに「自分でなにか調べろ」みたいには言えないですよ。
私は言えなかったなあ。

そういうブログがたまにある。
ふいうちで、そういうふうになるのを見たくないっていうオンタイム治療中の乳がん患者さんの気持ちもわかるなあと思うのです。

で、ひるがえり

私は手術してから六年経過しているのだ!!

他の癌だと五年で完治扱い。
乳がんはそれよりちょっと長くて十年で完治扱いです。

あと四年なのね。

「まあ、いまから私が記録を残してポチポチとやっていって、ブログがふいに消える可能性は低いだろう」
と思った。
思ったから癌の記録を書きだしました。

だから、ブログすべてを途中で飽きてしまってきた私ですがここに関してだけは「完治しました。十年たちました。お疲れさん」というところまでポチポチとただひたすらどうでもいいことを含めて書いていこうと決めている。

今日もまたうすぼんやりとした日記ですが。
明日以降は自分の癌のステージその他治療についてなどを書けたら書いていこうかなーと思います。

あと乳房再建はしてないっす。
若かったら考えたかなあ。もう、いい年なんで、いいかなーって。そこにお金かけるほど私の乳に価値をみいだせなかった。そういうの考えてる人は、乳がんの手術のときに再建の手術を同時にやるといいってどこかで見た気がするけど、どうなんだろう。
調べてないので、ここはぼんやり……。

2017/06/13 09:47

おじいちゃん先生から紹介できる病院をいくつか教えてもらい、場所がわかって徒歩でいける病院を選択し紹介状をいただきました。
あらためてその病院に予約をし「また最初から」スタートです。

紹介状もらって通院するからといって検査結果がまるごとスライドして「ではその地点から」というわけではなく「あらためて当院でも正式な検査をさせてください」になるのが面倒でしたがそこは仕方ないですね。

どういう理屈によるのかの理解はしてないけど「そういうものだ」ならそれはそれでよい。従う。

予約して検査して検査結果を見ての診断結果。

「ほぼ良性腫瘍でしょう」
「でも念のため検査もしておきましょう」

おじいちゃん先生の診断と同じです。

ただし検査方法に選択肢が出ました。

「穿刺(せんし)吸引細胞診にしますか」
「日帰り手術で腫瘍を切除してそのついでに細胞診にまわしますか」

ゆっくり考えてくれていいと言われたのですが、そもそも私は「部分麻酔で意識がある状態で手術をしてみたいものだ」と思って病院をかえたのです。

即答です。

「日帰り手術で腫瘍とっちゃってください」

そのまま手術の日を決めて血液検査をしたりまあいろいろと手術のためのことをこなして手術当日。

手術室がやたら明るいこととソフトで軽やかな音楽がずーっと流れてることと現れた担当医がいきなりアロハシャツ着てたことが衝撃でした。

「なんでアロハなんですか」
「患者さんがリラックスしてくれるように執刀医は全員アロハシャツなんです」
「へえーーーーーーーーーー」

どうなん!?
リラックスする!?
大きな怪我とか病気で執刀医ずらーっとアロハシャツで現れたら「大丈夫なのこのお医者さんたちにまかせて……」と迷わない!?

とはいえフフンフンフンフフンフンみたいな感じで手術は終わり、顔の上には布が載せられてて状況はよくわかんないけど血がどびゅっどびゅっと飛んできて飛沫が私の顔の上の布とかビニールを濡らすし先生の声は聞こえるしカチャカチャと金属の音もきこえるけど部分麻酔なので特に痛くもないという良い経験を得た。

「取れましたよー。ほら。つるっとして丸いでしょー。綺麗な形だねえ」

切除した腫瘍をいきなり見せてくれるご機嫌な医師に

「綺麗な形なのかどうかの判定基準が欠片もわかんねーよ」

と思ったのだが「そうですねー」と答えた。

今後、腫瘍を見る機会がどれほどあるかわからないけれど、私のなかでの「綺麗」の基準はうちの胸から生まれた可愛い「しこりちゃん」ということになり、そこを基準にして「腫瘍として形がいまいちですね」とかあらゆる腫瘍に対してなにかしらの評論と感想を加えていきたい。
素人腫瘍評論家にちょっと毛が生えた程度にはもの申せる立場にいきたいですね。
せっかくなので。


その日私は財布を家に忘れ、手術時間が午後最後だったため、会計がしまる時間がひしひしと迫ってきていて「すみません。財布忘れました。家戻って取ってくるのでちょっと待っててください。逃げませんし戻ってきますし」と伝えて往復かるく走った。なんで部分麻酔が抜けきってない術後すぐにランニングしてんだろうハアハアと思いながら少しずつ電飾の灯火が点いていく町並みと暮れていく空の狭間をおばさんは走ったんだよ! あんなにちゃんと走ったのこの十年以内であのときくらいじゃないだろうか。

その日は無事に会計をすませて終了です。

次、細胞の検査結果がでるよーという日程で予約を入れて診察室に入る。

「佐々木さん、検査の結果、あなたの腫瘍は悪性でした。
 乳癌です」


えー!?

「綺麗な腫瘍だったのにですか」

「はい」

綺麗ってなんだかどんどんわかんなくなってますけど、医者たちからの刷り込みもあり、うちのしこりちゃんは私のなかではとても綺麗で美人ということになってしまっていたので「綺麗で悪いって悪女かよ」というキャラが立ちました……。

そんなわけでここから治療がはじまるわけなんですが、その前に。

「良性だと思って腫瘍を取るだけの手術したのですが、悪性だともっと周囲のガン細胞ごと切除しなくてはならないので今度は全身麻酔で入院してもらって手術をすることになります」

再手術の決定により、仕事のスケジュールのやりくりの連絡をばたばたとはじめたような気がするなあ。このあたりあまり記憶になくてメモとかもとってなかったけど、まあそんな流れだったはずです。
仕事先に伝えるかどうかは考えたけど、伝えないで「〆切りのばしてください」とか「この時期は不在で連絡がとれません」っていうのをうまく言える気がしなかったので、にごさずそのときに仕事していた相手には「乳癌だったんで。でもまずしばらく死にそうにもないのでそこは安心して。余命とかそういうのもついてないですし元気です」みたいに言ったような……。
おおざっぱな私の性格からしてそんな報告だったのではないでしょうか……。


関係ないけど「穿刺(せんし)吸引細胞診」はとても痛いらしいですね……。
その検査が痛いということだけはあちこちのブログで読みました。
乳癌の検査はマンモもそうですが痛いのが多いよね。
もっと痛くなく検査できるようになるといいですね……。

2017/06/12 12:45

経過観察になり次回の検診。

超音波の検査のための冷たいゼリーを胸部にぬりぬりされて診断です。
前回のしこりちゃんの画像と比較して大きさチェックです。


「大きくなってますね。育つスピードが通常のスピードではない」

胎児ならまあ「大きくなってますねー」はそこそこ嬉しいんでしょうが、胸にできた「しこりちゃん」ですからね。
聞いたとき、マニトゥって映画をなんとなく思いだしました。
うちの「しこりちゃん」は動かないっすけどね。

私が検査にいったのはちっちゃな個人病院でした。
検査はしてくれるんだけど手術には対応していないのです。

「良性腫瘍でもぐんぐん大きくなるものもある。しかし万が一、悪性の可能性もある。良性は通常そんなに早く大きくならないんです。良性だと思うけど、良性であってもこのスピードでしこりが大きくなるのはいいことではないので、ある段階で手術をすすめられると思う。良性腫瘍の手術は日帰りの部分麻酔で、たいしたものではないです。ただ、うちは手術までできないので別な病院に紹介状を書きます」

ここらへん、お医者さんは強制しません。
当人の判断に委ねられます。

私の胸のしこりは、私の自己申告の「どんどん大きくなってきている気がする」がなければ短い期間での経過観察と再検査もなく、あと一年二年放置で「また再来年くらいにチェックしてくださいね」と言われるような「見るからに良性の腫瘍」だったのです。

この段階で「とはいえ良性の可能性のほうが高いし、あらためて検査しなくてもまた来年でもいいかなー」という判断も私にはできたわけです。

でもそのとき私は

「部分麻酔の日帰りの手術か。やってみたいな」

と思ったのでした。

それまでの手術って全身麻酔だったので意識なくてね。
自分の身体の切開が痛くないけど意識のあるまま体験できるのか。どんなもんかなあ。

というこの好奇心が、もしかしたら私を「生きのばした」のではないかと、あとで思うのだった。

この段階ではまだピンときてなくて乳がんや胸の良性腫瘍についてなどを調べたりはしていなかった。
なすがままだった。

これはあとで反省しました。

自分の身体のことなんです。
もっと積極的に考え、調べ、知るべきでした。
これ重要。
もっと自分の健康に興味をもとう。

2017/06/11 10:07

乳癌に限らず子宮癌・胃がん・大腸癌。
まあなんでもとにかく検診にいってくださいね。
早く見つけることがどんな病気でも大切なんですよ。というのを毎回、文頭か文末につけてしまう「検査にいってくれおばさん」です。

癌ってけっこう人それぞれで、見つかりかたも人それぞれだったりするね。

私の乳癌の発覚は自覚した胸のしこりでした。

「なんかここにある」ってある日気づいた。左胸につるっとした固いものがある。触るとむにゅっと逃げて滑ってく感触の固いもの。
その前に集団検診して胸の写真撮ったりマンモしたりしてるんですよね。
そのときには「異常ナシ」だったの。

なのでこのしこりは集団検診のときにはなかったか、もしくは見逃されたってことなのかなあと思い、ただ、自覚できるくらい日々「大きくなってきているような」だったんですよ。
ので念のため個人病院にいきました。
ここでも検査して、エコーしてもらって、触診して「しこりはあるけど、良性腫瘍で心配ないよ」という診断がおりました。

胸の腫瘍やしこりには悪性と良性があるのです。
しこりがあるから即、癌だーってことにはならないのよね。

一般的に悪性=癌は石みたいに固くて動かないらしい。
良性はグミみたいな感じのふにゃっとした感覚で触ると滑って逃げてくつるっとした感じの触り心地らしい。

私のはグミっぽかったし、超音波で見た形も「典型的な良性の形だよ」と(つるっとして綺麗な形)言われました。
だから放置しててもいいよ、と。念のためにガン細胞検査してもいいしって、その判断は私に委ねられた。検査したらお高いお金がかかりますよ的な、ね。

ただ先生に「集団検診のときにはなかったし、一気に大きくなってて、気づいてからもどんどん大きくなってる感じするんですよねー」と私が言ったことで先生がちょっとだけ考え込む顔になった。あのとき「ん、それは見ておきたいな」みたいに先生の穏和な表情にカチッとなにか別な要素が入ったの、私はいまでも記憶している。
「それはちょっと気になるから、もう一回、三ヶ月後にみようか。いまの大きさを計測して残しておいて三ヶ月後に大きくなってるか、チェックしましょうまあ間違いなく良性だと思うけどね。典型的な良性腫瘍だしこの形も触った感じも」

それで次の予約を入れて「良性らしいから心配ないみたいだ」と、私はしこりに名前をつけた。

なんかわかんないけど、ほら、自分の身体の一部で育ってるみたいだから、可愛い気がしたので。
脳内で「しこりちゃん」(ドストレートのなんらセンスのない名前ですね……)と名付け「あんまり大きくなんないでねー。大きくなると良性でも邪魔になるから手術で取ることもあるんだってー」「共存したいからそのままの姿でいてね、しこりちゃんー」と胸のしこりと脳内で会話をしつつも暮らしはじめたのだった。

そう。最初は良性の、良いしこりちゃんのはずだったんたですよ……。

2017/06/10 11:31

なにか一冊本を読む。
あるいはサイトを熟読する。

というのに最適なのはこちらです。

『患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016』


二年おきに改訂版が出て新しい情報に切り替わるのが良い。
いまは2016版ですが、つまり来年には新しい情報が加えられ修正された2018版になるわけです。
これは本当にありがたい情報だと思います。

2017/06/09 09:27

……ブログタイトルと病気を並べるとえっらいことになってんな。
さすがにあとで考えます。これはえらいアレだ。

医療は進歩するのですが、それでも私が調べたり、私にとって役に立ったことのなかでいまでも有効そうなことを、せっかく検索できるブログなんだからと置いておこうと思っただけなのに。
すごいサバイバーみたいなことになってしまった。
違う……。すみません。

とりあえず役に立ったもののひとつが、このワード入れて検索して出てくるサイトです。

adjuvant online

英文であることと、メアド登録して動かさないとならないので、敷居は高いんだけど。
私も病気になったばかりだったときは「この病気について知らなくてはならない」と思って英文でも、なんかよく知らなくても、やってみた。
ただこれ、あとで知ったんですが医療系のサイトなので「ちゃんと知識のある人が理解して使ってね」ってものらしいです。
本来は主治医と一緒に見るとか、そういうやつだったみたい。

このサイトで、登録して、癌のステージやタイプ、腫瘍の大きさなどの数値を入れていくと、再発率が出ます。

私のときは再発率が75%だったのかな。記憶曖昧ですけど、もうすでに。
とにかく数値入れてみてみたら治療しなければの再発率が高かったので「あ、これは抗がん剤とか放射線とか、やれる治療はみんなやっとくしかないかなあ」って思って、その後、抗がん剤のこととかすぐに調べたりしました。

乳がんは治療の方針がかなり定まっているので罹患してもとまどったり迷ったりしているヒマはあまりないのですが、それでも「どうしようか」「本当に抗がん剤って必要なの」などと考えてしまう人は、こちらで再発率のパーセンテージを調べてみるのもいいのかもしれません。

乳がんは、早期発見して、きちんと治療をしたら、そんなに怖くない病気です。

つまり早期発見がとても大切です。

というわけで、健康である方たちにも、まず定期的に検査と健康診断をする癖をつけるところから……のおすすめをしたいです。

いきなりとっちらかった内容だ。
タイトルからして怖いし……。

少しずつ整理していきます……。

2017/06/08 17:55

プロフィール

佐々木禎子(ささき ていこ)
作家。
札幌出身・東京と札幌を行ったり来たりしています。
1992年雑誌JUNE「野菜畑で会うならば」でデビュー。

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