年寄りなのでもうみんなに労られてへらへら生きたい!!

>至道先生、いつもお話が、私の想定しているものよりずっと大きくなる……。見ている未来がでかすぎるよ。人生についてもうちょっとでかく考えます。わたしも。



前にも「性差」について出したので蒸し返しみたいになって恐縮なのですが、この点における佐々木先生とぼくとの違いというのは「性差」が如実に表れている部分なのかなと感じていました。このプチ座談会を通して、最初の時点からずっと感じており、客観視して興味深く思っていたところです。


「女性は今日を生きている人たちで、男性は未来を生きる人たち」というのがぼくの理解しているところです。もちろんぼくが正しいと言い切るつもりはなくて、これは自分の意見です。

女性は繊細で周りの多くのことに気づきますし、目に見える部分を信用される方々だなと感じています。一方の男性は、無精で、周りのことに関心は低目ですが、将来の方向を見たがる人たちなのかなと。


とくに我々人類が非常に長きにわたる生活を営んできた狩猟採集時代においては、まだ見ぬ獲物をどこまでも採りに行く役目は男性のものでした。残った女性たちが目に見える木の実や野草を刈り取る役目でした。男性は意志力や理論に力を発揮する左脳が優勢で、女性は感情やコミュニケーションに重きをおく右脳が優勢です。

優勢という言葉では軽々しく聞こえますが、もうまったく別のアプローチで物事を考えていると思います


とくにぼくなどは男性のなかでも極度なまでに男性側に寄ってしまっていて、女性に叱られないと周りのことがわからないし何もできないレベルの残念な人間です。

だからぼくが常に宇宙全般、世界全体、人間の生涯みたいなスパンから話が入っていくのは、これは自分のこうした特性を考えると、自然なことなのだろうなと自分では理解しています。だからぼくなど、女性から見たら異次元の人だと思われます。妹とか、母親と話をしていても、この根本から全然違っているなと常日頃から感じています。

こんな超極端なタイプでもせめてマシなのは、いちおう自分のダメさ加減・異常さ加減についての理解があるということでご納得していただけないでしょうか(笑)

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プロフィール

佐々木禎子(ささき ていこ)
作家。
札幌出身・東京と札幌を行ったり来たりしています。
1992年雑誌JUNE「野菜畑で会うならば」でデビュー。

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