乳がん

放射線。治療を受けていながらも、私は、あまりよくわからない放射線。
どうやら、遺伝子に作用して、細胞が増えないように、あるいは、新しい細胞に置き換わるときに新しい細胞が出きないようにするらしい。
そういった放射線の働きを利用して、がん細胞を減少させる。

X線、γ(ガンマ)線、電子線などがあるとのことです。
陽子線や重粒子線による治療も一部の施設で行われているらしいですが、その効果の差は私にはわからない。検索などはしていないのですが、その後、放射線治療についてはなにか前進や変更はあるのかな?

病院にいって照射するので、土日祝日はお休みで、それ以外は毎日でした。
というわけでだいたい一週間に五日ペースですかね。どれくらい照射するかは人によって違うので通院日数も人それぞれです。

切らないで治療ができるのは利点です。

注意点として「温泉に入ってはいけない」。というのを言われた。

副作用のひとつは「疲れる」。
数日では気づかないんですが、疲労度は蓄積しますね。白血球値も下がるらしいよ。でも抗がん剤に比較するとそこまで急激に白血球の数値が下がるわけではなかった。私の場合。
通院の疲れもあったのかもしれませんが、放射線通院の時期と、そのあとはとにかくやたら昼寝してた記憶があります。疲れたので。

人によっては吐き気が出る人もいるそうですが、私はそれは平気でした。

で、放射線で一番つらかった副作用は「皮膚が爛れる」です。

爛れる……ただれるのよ。
湿疹とか、赤くなるとか、そういうのではなく「爛れる」のです。
最初のうちは大丈夫だったのですが、一定期間を経て、赤くなり……そして皮が剥け……痛いし、倦むし、じくじくして、お薬をいただいてケアはしましたがずーっと爛れ続けてました。

爛れるからといって、その箇所に照射しないとならない以上、どうしようもないので。
放射線照射を終えてからもしばらく薬を塗り続けてました。

あの皮膚の状態は、なんとも言えない見た目と痛さでしたね。

2017/07/20 20:11

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プロフィール

佐々木禎子(ささき ていこ)
作家。
札幌出身・東京と札幌を行ったり来たりしています。
1992年雑誌JUNE「野菜畑で会うならば」でデビュー。

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