乳がん

乳がんになって、見やすくてためになったサイトのひとつはこちらです。

乳がん治療のフローチャート

昨日と重複する部分がありますが私の場合は

腫瘍二センチ以下

リンパ転移ナシ

ホルモン陽性

ハーツー陰性

がん細胞グレードⅢ


切断面陽性(三度切ったが、胸筋ぎりぎりまで切断しても陰性にならなかったため、切断をあきらめ胸の下の部分は「焼いて」処理に留めています)

脈管浸潤あり

この後ろふたつの「切断面陽性」と「脈管湿潤あり」に「グレードⅢの悪い顔つきの癌細胞」が加わったことで、私は、放射線・抗がん剤・抗ホルモン剤というフルコースになりました。

切断面については切り取った部分の切断箇所に癌細胞があるか、ないか、ですね。本来「綺麗に取りました」がいいことなので、断面は陰性になるように手術します。なので腫瘍本体よりもう少しだけ大きめに切り取るんですよね。手術で。それでも切断面にまだ癌細胞が残ってるってことは、身体に癌細胞が残っているっていうことだからね。



脈管は、血管とか乳管とかに癌細胞が入ってるかどうかですね。ここに入ってるとリンパ転移と同じに、すでに血管や乳管を伝わって全身に癌細胞が微少転移している可能性が高くなります。

微少なので、初期の段階では発見できないが、長い年月を経て大きく育ち、再発するかもしれない可能性があるよってことです。


乳がんは全身病なのです。


乳房に癌が見つかった段階で、目に見えない小さな細胞が、全身のどこかに転移していること(微小転移)がある。
そのため「手術」でしこりを切るだけで治療が終わるわけではないのです。


私の身体にいた「しこりちゃん」は、しこりとしての形はなくなってしまったけれど「小さな癌細胞」として子どものようなものを私の体内に根強く残していた。

そんなわけで私は癌細胞に「キャン子」と名付けた。
キャンサーだから。
あと綺麗で顔つきが悪いし女性に多い乳がんの癌細胞だから女性かなーと思って。

(なんでも名前をつけようとする)

ああ……長くなってしまったので抗がん剤についてはまた明日以降に。
ステージについても書いてないや……。


2017/06/15 12:16

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プロフィール

佐々木禎子(ささき ていこ)
作家。
札幌出身・東京と札幌を行ったり来たりしています。
1992年雑誌JUNE「野菜畑で会うならば」でデビュー。

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