キリングマシーン彼女
インスピレーション受けて思い付いた近未来SFバディもの。
アンドロイド技術が発展した近未来、その主な需要は哀しいことに産業スパイ、要人暗殺など裏社会におけるものだった。
特に女性型や子供型は心理的な理由から重宝されるため、より精巧な人間らしさを追求された。
可愛い子ほど油断ならない狂った世界で、危険なアンドロイド達に対抗するため護衛のアンドロイドが配備されることも少なくない。
ただし公的に戦闘用アンドロイドを使用するには人間の相棒と組ませる義務がある。
バカップルを装う主人公とヒロインは対アンドロイド用のSP。
主人公はアンドロイドと組む相棒ということにされているが、実は彼女はアンドロイドを装う人間だった。
より人間らしさを追求した結果、サイボーグ化された若い女性が市場に出回るようになり社会問題化、当然人間の兵器化を目的としたサイボーグ化は禁止された。
彼女はそんなサイボーグの一人。
事故で肉体の大半を失い、もはや女性だと証明出来るものは心だけ。
任務の度に容姿を変え、スペックで敵わないアンドロイド相手にも果敢に立ち向かっていく彼女。
「人間と同じような生活が出来ず、子供を産むことも出来ない。それでも女として見てくれるのか」という問いかけに、彼氏になるという答えを出した主人公とのちょっとダークで切ないヒューマンストーリー。
ロボコップとシティーハンターと攻殻機動隊が混ざったどっかで見たような構想。
改造人間としての苦悩を描くので昭和のヒーロー要素も。
ついでにメカ少女的な要素を入れたらR-TYPE/AAの素材も流用出来るかなぁとちょっと思った。