今回の座談会は専門的な上に、小説書きの方にはさっぱりな内容だったと思います。
ただ漫画家はこういうことまで考えて描いてるんだ(ピンキリあり)みたいなことが伝わればそれでいいんじゃないかな。
漫画家が凄いのは分かった。じゃあイラストレーターはその劣化版ですか? というとそうじゃありません。
イラストレーターにはイラストレーターの文法があり、ラノベ業界の発展と密接に関係し台頭してきた分野なので、昔とは異なる独自の技術があります。
そもそもカラーをメインに扱ってる時点ですでに全然違うんですけどね。
デジ絵の分野では漫画に導入されるよりイラストに導入された方が先です。
むしろイラストの方が歴史的には常に一歩先の技術を使っており、漫画はそこで培われた技術を逆輸入出来ないかと研究されてきたわけですよ。
両方かじってきたから多少の知識はありますが、ぶっちゃけ別物だと思った方が早いかもしれません。
これはあくまで個人的な見解ですが、本当に一流の絵画技術を持ってる人は漫画も破綻せずに描けるイラストレーターだと思います。