私的メモ
ごく私的な備忘録として。
TVドラマ『anone』。録画したものを一話見る。
演出の仕方がユニーク。現金の争奪戦、ふいにあらわれるハシビロコウの巨大看板など、まるで映画みたい。ドラマの盛り上げ方の参考になる。
映画と言えば、先日、シネ・リーブルにアキ・カウリスマキ監督の『希望のかなた』をカミさんと行った。
なんでも『ル・アーヴルの靴磨き』につづく難民三部作の第二弾らしい。
難民について偉そうに語る資格はないが、劇中シリア系難民がポーランドでネオナチに殺されそうになり、命からがら貨物船に乗ってフィンランドに逃れてきた、というところから話ははじまる。まずポーランドにネオナチがいるというエピソードにショックを受けた。アウシュビッツがあったところなのに……。アキ・カウリスマキの映画は飄々とした面白さの中に、突如として「きつい一発」がいくつも仕込まれていて、何年たっても忘れ難い印象をのこすのだ。
それと『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の一回目を録画で。
巨大輸送機や叫竜(きょりゅう)はエヴァを思い出す。博士のキャラデザが好き。